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広島・田中広輔 赤ヘルの斬り込み隊長が狙う栄冠

8/10(木) 11:50配信

週刊ベースボールONLINE

 有言実行だ。田中広輔は8月6日現在でリーグトップの23盗塁をマーク。2位の中日・大島洋平に5個差をつけている。「狙える位置まで来ている。狙いたい」とオフに語っていたとおりの活躍だ。

 同日時点で打率.299をマークし、出塁率は.392。全試合に一番・遊撃で出場を続け、フルイニング出場も継続中だ。目標とする盗塁王へ、残りのシーズンも走り続ける。

 今季は技術が上がり、成功率も格段に上がった。成功率は.719を記録。28盗塁を決めた昨季は19個の盗塁刺があり成功率は.596だった。

「スタートがうまく切れなかったときに、行くのをやめたりできるようになった」

 昨季は闇雲に走っていたが、今季はタイミングを計って「走らない勇気」を身につけた。三塁コーチボックスから見守る河田雄祐外野守備走塁コーチも「興味を持っているから、どんどん技術が上がっていく」と評価している。

 マツダ広島で行われる試合前の練習では、ゴムチューブを腰に巻いて負荷を掛け、スタートを切る練習を継続して行っている。低い姿勢から、一気にトップスピードに乗せるための練習だ。190センチ近いスタッフを、うなり声を上げながら引っ張る。

 キャンプ、オープン戦、春先、そして暑くなっても同じ練習を続けているのだ。

 田中が出て、走れば、打線は菊池涼介、丸佳浩、鈴木誠也へとつながる。悲願の初タイトルへ田中は走り続ける。

写真=BBM

週刊ベースボール

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