ここから本文です

組織のエネルギー効率を下げているものは何か?

8/10(木) 15:47配信

コーチ・エィ

「エネルギー効率」という言葉があります。

投入したエネルギーに対して活用できたエネルギーが高ければ高いほど、「エネルギー効率」が高いということになります。火力発電を例にすると、投下した燃料の発熱量に対して、そこから電気として利用される部分が多ければ「エネルギー効率」が高い。逆に電気にならない部分(廃棄熱)が多いと、効率が低いということになります。

「エネルギー効率」の高い発電所もあれば、低い発電所もあるように、企業にも、「エネルギー効率」の高い組織と低い組織があります。

「エネルギー効率」の低い組織では何が起きているのか?

社員の思考や行動の大半が、会社の業績向上にむかい結果が出れば「エネルギー効率」は高いと言えるでしょうし、そうでなければ、「エネルギー効率」は低い。

クライアントの社長の方々に「御社のエネルギー効率は何パーセントぐらいですか?」と聞くと、謙遜もあるのでしょうが、割と低い数値、60%前後を上げる方が多くいらっしゃいます。

仮にそうだとすると、社員の思考と行動、つまりエネルギーは、どこに振り向けられているのでしょうか?

会議の効率化が叫ばれて久しいですが、会議での議論が活性化しないという話は今でも頻繁に耳にします。

ある大企業の経営企画の課長がおっしゃっていました。

「うちの会社には、会議の前の事前会議というのがあります。本番の会議がスムーズに流れるように」

それから1年ぐらいして、その方に再び会いました。

「鈴木さん、最近では、事前会議の事前会議までやるようになりまして...」

この大企業では、社員の思考と行動が、「会議で誰の顔も潰さない」ことに多く割かれていることがわかります。おそらく、会議の場だけではないのでしょう。会議は象徴的な場であって、ありとあらゆる所で、業績向上にむけて、ではなく、エネルギーが「浪費されている」ことが容易に想像できます。

要するに、エネルギー効率の悪い企業では、エネルギーは互いの「保身」に振り向けられているのです。

1/2ページ

最終更新:8/10(木) 15:47
コーチ・エィ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Hello, Coaching!

株式会社コーチ・エィ

組織やチームを率いるリーダーに、コーチングをはじめ、リーダーシップやマネジメントに関する価値ある情報を提供していくサイト