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SNSブランディング、英ニュースブランドたちの試み:「もっと目立たなければ」

8/10(木) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

分散型プラットフォームでいかにして目立つか、というのはパブリッシャーにとってブランディング問題のひとつだ。ニュースフィードは混みあっており、利用者は足早にスクロールする。ロイター通信の実験では、ニュース記事を見た人のほとんどが、その記事を見つけた経緯について記憶していた。しかし、ニュースブランド名となると、覚えていた人はSNS経由の場合で47%、検索ではわずか37%だった。

BBCニュースのソーシャルメディア編集者、マーク・フランケル氏は「市場は飽和状態だ。多くの根拠が示すように、オーディエンスは自分がソーシャルプラットフォームで目にするコンテンツを、どのパブリッシャーが制作したか認識していないことがある」と述べている。

英DIGIDAYは、BUSINESS INSIDER UK、タイムズ・オブ・ロンドン(The Times of London)、サン(The Sun)、CNN、BBCのパブリッシャー5社に、ニュースフィードで社名を認識してもらうための取り組みについて聞いてみた。その内容は次の通り。

印象づけをスピーディに

BBCニュース、CNN、BUSINESS INSIDER、サン、タイムズはFacebookやインスタグラム上で公開する投稿や動画にしっかりとブランドを表記し、ユーザーがフィード上でそれを目にして数秒以内に、ソースを認識できるようにしている。さらに一歩先を行くCNNは、Apple NewsやFacebook、Google AMPそしてインスタグラムに記事を掲載する際、本文中の特定の単語を赤く色づけしている。これは同社のロゴに使われているのと同じ色だ。

「オーディエンスは我々の赤い社名ロゴを目にすることで、自分たちが確実で信憑性の高いニュースと情報を得ていることを知る。彼らが利用するフィードでは、事実とフィクションの区別がほとんどないため、そういった認識はますます重要になる」と、CNNでデジタルプログラミング担当バイスプレジデントを務めるミトラ・カリタ(Mitra Kalita)氏は語った。

BUSINESS INSIDERは、ガーディアン同様、Facebookのサムネイル投稿の一部に社名のバナー表示をはじめており、Facebookページ外でリンクがシェアされるごとに、ブランドが広まっていく。

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