ここから本文です

深読みしすぎ、空気読みすぎ……人間関係の「落とし穴」に苦しむ人の特徴

8/10(木) 19:55配信

PHPファミリー

相手の心を深読みしすぎていませんか? 過度な深読みを捨てて、ほどよい距離感で人と付き合うにはどうすればいいのでしょうか。

勝手に決めつけていませんか?

友人や会社の上司と話したあと、「〇〇さん、いつもより表情が暗かったみたいだけど、私、何か変なこと言っちゃったかな。言葉選びに気を配ったはずだけど、気づかないうちに失礼なことを口にしてたのかも。私っていつも最後に失敗しちゃう。ダメだわ......」などと思ったことはありませんか? 
あなたはなぜ、相手の表情を「暗い」と感じたり、真偽も定かではないのに「失礼なことを言った私が悪い」と思い込んだりしたのでしょう。その原因は、あなたの「深読み」にあります。
人は、過去に経験した印象的な出来事を手掛かりに、独自の価値観や疑惑を生み出して相手の心を深読みしがちです。特に、目上の人や憧れの人、つきあいはじめの人、これからもっと関係を深めていきたい人など、自分にとって大切で気になる人の心ほど深読みしがちなのです。

深読みはマイナスしか生まない?

さらに、自分に自信が持てないときほど、相手の些細な言動をネガティブに深読みしてしまいます。これを「意味付けの呪縛」と言います。
例えば、最近つきあいはじめた恋人との週末。本当は楽しい時間になるはずなのに、彼の一挙手一投足に意味を見出そうとして、
「彼は何を考えているのかしら」
「私のことを本当に好きなのかな」
「私といてもつまらないんじゃないか」
と不必要に深読みして疲れてしまう人がいます。これは、自分の無意識が勝手に作り出した意味付けの呪縛にとらわれているのです。

心の疲労を回避する3つのルール

人の心を勝手に深読みしていては、「この人と仲良くなりたい」というポジティブな思いにフタをすることになり、得られるはずの幸せも逃してしまいます。
さあ、深読みのしすぎをやめましょう! 相手の心を気にしすぎる時間を少しでも減らしてください。そして、相手とのいい関係が今この瞬間からはじまると信じて、自由に生きてください。
「相手と自分は違う」 
「すべては変化する」
「完璧なんてない」
人とのいい関係は、この3つが大原則。幸せで気楽な人づきあいのために、過度な深読みはやめましょう。

※本記事は、PHPスペシャル2017年9月号特集「気にしない練習」より、一部を抜粋編集したものです。

【著者紹介】
中島輝(なかしま・てる)
心理カウンセラー。統合失調症やパニック障害など多数の困難を乗り越え、その経験をきっかけに独学で心理学やセラピーを学ぶ。著書に『堂々と逃げる技術』(学研プラス)、『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』(朝日新聞出版)などがある。

記事提供社からのご案内(外部サイト)

笑顔があふれるあたたかい家庭を。子育て・しつけ、日々の暮らしに役だつ情報をお届けします。