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勝ち続ける双子のキックボクサー、江幡睦&江幡塁!

8/10(木) 8:00配信

madame FIGARO.jp

注目の東京ミレニアルズ

キックボクサーとして世界王者の称号を持つ双子、江幡睦と江幡塁。リングで見せる闘志みなぎるたたずまいとは違い、普段の彼らは笑顔と優しさにあふれた好青年だ。キックボクシングやプライベートについて話してもらった。

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競技の未来を拓く世代という自負。

睦「競技を始めてから目指しているのは、ラジャ(ラジャダムナン・スタジアム。タイのバンコクにある競技場で、ムエタイの聖地)の下、キックボクシングでムエタイに勝って、ベルトを獲ることです」
塁「僕らが属している新日本キックボクシング協会、伊原信一会長は、アスリート性、スポーツ性を重んじて、競技そのものを大切にしています。チャンピオンである僕たちは、キックボクシングを極める義務があると思っていて。それが競技の最高峰であるムエタイのトップに立つことですかね」
睦「ムエタイのルールは勉強しているけど、キックボクシングのルールでどうムエタイに勝つのかに挑んでいるし、僕たちのスタイルでどう倒すかを研究しています。ムエタイに寄せていって、戦い方を変えることはしない」
塁「キックボクシングはいくつかの協会や団体があり、たくさんの選手が交われば確かに規模は大きくなっていくけど、“極めること”があいまいになる。それは競技としてよくないなと思う」
睦「『ノック・アウト』や『K-1』などの人気団体は、スター選手がいるから競技人口も認知度も広まっていて、いまはいったい誰がいちばん強いんだろうとみなさんが興味を持っています。僕たちもそこに参加できたらと思うとワクワクするけど、新日本キックボクシングとういう真髄をブラしてまで交わっちゃいけないと思っていて。まず僕らは夢を叶えてから交わるべきだと」
塁「この先僕たちがラジャでムエタイを倒したあと、一般の方にキックボクシングを認めてもらうために戦い続けなきゃいけない時に、みんなと交われる場所があるというのは心強いんです」
睦「那須川天心くんと戦いたいですね。戦い方が上手でつねに冷静な選手」
塁「そうだね。彼は3歳の頃から始めて、父親が先生でという新世代。天才と言われているし、怖さを知らない感じです」
睦「僕たちが頂点を極めたら、いずれ彼と交わらなきゃいけないと思っているし、そうしたら必ずキックボクシングはもっとおもしろくなります!」


ふたりは現在25歳。幼い頃は空手を習っていて、その頃から築いたファイティングスピリットを武器に圧倒的強さで連勝を重ね、新しい時代の到来を予感させた。そしていま、彼らが認める新世代の勢いが増す中、自らをどんな世代であるべきだと考えているのか。聞くと一言「伝説を作る」とつぶやく。

塁「かつては先輩の背中だけを見て強くなろうと追いかけていたけど、新しいキックボクシングの時代を作るトップを走らなきゃいけない世代になっていると思っています。下の世代のために僕たちが作らなきゃいけない」
睦「その証明のひとつがラジャのベルト。僕たちが始めた頃は、日本チャンピオンを獲得して防衛することが大きな目標だったけど、ムエタイを倒せるラジャの道だってあるんだよと、夢のある道を残せる。自分たちの夢はすべて、競技の未来につながっています」

良きパートナーとして、頼れる同志としてつねに強い気持ちを共有している。「片方を見ることで客観視している」と語る彼らにとって、双子であることが強さに影響していることは──「確実にある」。

HISAMOTO CHIKARAISHI

最終更新:8/10(木) 8:00
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