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Nintendo Switchは「ガジェットの未来」そのものだった

8/10(木) 12:11配信

WIRED.jp

「Nintendo Switch」は、ただの新しいゲーム機では終わらない。場所を選ばないシームレスなゲーム体験、そしてモジュール式の採用によって“進化”するハードウェアは、「ガジェットの未来」そのものだった。『WIRED』US版によるレヴュー。

「Nintendo Switch」端末をハンズオンレヴュー

ここ2週間で「マリオカート」をプレイした場所を挙げてみよう。ソファーの上、ベッドの上、電車の中、Uberの車内、飛行機の中、ラスヴェガスのホテル、ドッグパーク、行列の途中……そしてもちろん、トイレだ。「Nintendo Switch」を取り出せば、どこにいようとすぐにレースを始めることができた。

多くの人と同じように、わたしもNintendo Switchの入手に出遅れた。なかなか見つからず、在庫確保のツイートを目にするころにはもう売り切れているのだ。生産のペースが明らかに需要に追いついていないのである。

そんなわたしが「マリオカート8 デラックス」「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」、「スプラトゥーン2」をプレイし始めたのは、同僚から製品レヴュー記事を“横取り”した2~3週間前のことだ。そしていまのところ、人生でいちばん幸せなゲーム漬けの日々を送っている。

変幻自在のゲーム機

Switchの最大の長所は、その素晴らしい変身能力だ。6.2インチディスプレイが備わった本体の横に「Joy-Con」を取り付け、大きなゲームボーイのように持つ。あるいは本体のディスプレイ背面にあるスタンドを立てて置き、両手それぞれにコントローラーをもち、小さいテレビでWiiをプレイするように使うこともできる。

この本体をドックに置いて大画面テレビと繋ぎ、“ご先祖様たち”がしていたようにソファーからゲームをするのもいいだろう。Joy-Conはモーションコントローラーであり、ボタンコントローラーであり、そして、Kinect(キネクト)っぽいデヴァイスでもある。そして1つのスクリーンで遊ぶことも、LANで同時対戦することも思いのままなのだ。

Switchのソフトウェアも、その無限の可能性に貢献している。電源はほんの2~3秒で入り、中断したゲームの再開にもまったく時間がかからない。5分でも5時間でも同じように楽しく遊べる。とてもシンプルなホームスクリーンは、目の前のディスプレイが6インチでも60インチでもでもまったく同じである。コントローラーでも指でも操作可能。すべてにおいて、そつがない。

Switchは場所を問わず使える初のゲームシステムだ。それでいて、Switchはモジュール式ガジェットの好例でもある。拡張性があり、可変性があり、ホットスワップ可能で、1つのものから多くのものに変容するガジェットなのだ。

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最終更新:8/10(木) 12:11
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