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スウェーデンには、子どもが「グローバルに生き抜く方法」を学べる環境ができあがっている

8/10(木) 20:10配信

ライフハッカー[日本版]

昨今、我々の子ども世代は寿命が100年ほどになってくるだろうとも言われています。ということは年金システムを崩壊させないためにも定年が延長されることが想像できます。70歳でしょうか、80歳かもしれません。20代で社会人デビューをしてから50~60年もの間働くことになります。

【画像】スウェーデンには、子どもが「グローバルに生き抜く方法」を学べる環境ができあがっている

娘がこの長い長い社会人生活を女性として有意義に過ごすために、どんな準備が必要なのかと考えた時に、我々夫婦が出した結論は、受験や塾を意識した日本型偏差値教育の王道を歩ませるのではなく、地球人として世界中どこでも好きなところで好きなように生きる力を身に付けることでした。そしてそれを実現できる場所がたまたまスウェーデンだったので移住を決意しました。

「現在のスウェーデン社会は我々の理想にほぼ近い」

我々は娘に対して特定のレールを敷こうとは思っていません。医者になってほしいとか弁護士になってほしいとか、金持ちになってほしいとかそういった方向性は一切示すつもりはありません。

情報が溢れ、何が正解か分からない世の中で柔軟に、たくましく生きていけるだけのスキルを身に付けさせることが必要なのです。現代社会で充実して生きていくには、失敗を重ね、恐れずチャレンジし続けるマインドがもっとも大切なのです。

スウェーデンを調べてみると、すでに我々の理想にほぼ近い形で社会が形成されていることが分かりました。

1. 終身雇用は存在せず。「当たり」が出るまでキャリアを変えて良し

まず、スウェーデンと日本では、従業員と会社の距離感がまるで異なり、たとえば退職金は存在しないので転職も日本と比べたら遥かに気軽に行われ、生涯1つの会社で勤め上げるスウェーデン人は極めて稀です。ですので、転職を繰り返すことはスウェーデンでは悪とされていませんし、むしろ長い間1つの会社に在籍し、出世もできていないとなると”意欲がない人“と形容されるほどです。また、社会人がいったん仕事を辞めて大学に通い、それまでとはまったく異なる職種に就くこともそれほど珍しくはありません。スウェーデンでは専業主婦が2%しかおらず、共働きが当たり前なので、仮に数年間に渡り世帯収入が半分になったところで何とかやっていけるのです(その間の国から借金をすることもできます)。

このように、長い社会人生活の中でキャリアの再構築が可能な柔軟な社会となっています。私の周りの同僚で、この会社が一社目の人は誰もいません。一社目、二社目で報われなくともチャンスはあります。自分の居場所が見つかるまで、幾度となくチャレンジができる社会は素晴らしいと思います。

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