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トランプ米大統領が寄りつかないホワイトハウス、その価値とは? --- 安田 佐和子

8/10(木) 16:01配信

アゴラ

トランプ米大統領は、8月4日から”working vacation=働きながらの夏休み”に入りました。基本的には20日にワシントンD.C.へ戻るまで、ニュージャージー州ベッドミンスターに建つ別荘で休暇を楽しむ予定です。そこには、会員制ゴルフクラブ“トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ”が存在し、入会金は35万ドル(約3,850万円)と報道(http://time.com/4765663/bedminster-golf-club-trump-visit-facts/)されていますから、衝撃的ですよね。日本の場合は高級ゴルフクラブでも数百万円という話ですから、世界が違います。内装もトランプ・ワールド全開で、豪華絢爛。シャンデリアが煌めき、床には大理石が敷き詰められ、食事は最高級といいますから顧客満足度は申し分なし?

ちなみに、トランプ米大統領が就任してからゴルフ場に姿を現した回数(https://thegolfnewsnet.com/golfnewsnetteam/2017/07/30/how-many-times-president-donald-trump-played-golf-in-office-103836/)は7月末までで43回(実際にラウンドを周ったのは21回(http://www.politifact.com/truth-o-meter/article/2017/apr/17/who-plays-more-golf-donald-trump-or-barack-obama/)との説あり)とされています。2期を満了するならば、661ラウンドをまわる計算になるそうです。オバマ前米大統領は2期で333回(http://www.politifact.com/truth-o-meter/article/2017/apr/17/who-plays-more-golf-donald-trump-or-barack-obama/)ですから、倍以上のスピードですね。別の尺度でみると、トランプ米大統領は就任後、22%の時間をゴルフ場に割り当てたことになります。

そのトランプ米大統領といえば、忘れてならないのが5thアベニューにそびえるトランプ・タワーです。最上階を含む3階分を占有し、その不動産価値は1億ドル相当と言われています。ルイ14世時代のスタイルを取り込みつつ、惜しみなく黄金を施した室内は成功者にふさわしい。筆者など、一歩入っただけでクラクラしそうです。

トランプ米大統領にとって、自身の趣味を120%反映した住居や別荘は最高の居心地を提供してくれるのでしょう。そのせいか、トランプ米大統領は週末や休日にホワイトハウスを空けることで知られていますよね?トランプ米大統領の休暇中に改修工事に入る事情もあり、どうもホワイトハウスでは十分寛げない様子。スポーツ・イラストレーティッド誌(http://amp.timeinc.net/golf/tour-news/2017/08/01/president-donald-trump-relationship-golf-more-complicated-now?source=dam)によると「That White House is a real dump(ホワイトハウスなんてゴミ捨て場だ)」と切り捨てたといいます。ホワイトハウス報道官はこれを否定していましたが、英語の諺“行動は発言より雄弁なり(action speaks louder than words.)”通りの休日の過ごし方をみると、ホワイトハウスがお好みでない様子が伝わってきます。そもそもトランプ米大統領はホワイトハウスから27マイル(43.5km)にあるバージニア州にお抱えのクラブを保有しているため、ゴルフのためにNJ州ベッドミンスターやフロリダ州マールアラーゴ遠出しなくてもよいのですから。そこなら、車で約40分もあれば移動できます。

翻って、ホワイトハウスの詳細を探ってみましょう。

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最終更新:8/10(木) 16:01
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