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【遺留メモ5】上川隆也にとって“不動の1位”の冒険小説とは?

8/10(木) 7:05配信

ザテレビジョン

マイペースだが実はとてもハイスペックな刑事・糸村聡(上川隆也)が活躍するドラマ「遺留捜査」(毎週木曜夜8:00-8:54テレビ朝日系)。8月10日(木)放送の第5話では、糸村は遺体の手元に落ちていた“三角形の陶器”に着目し、謎を解き明かす。

【写真を見る】またまた意外なモノに着目する糸村(上川)

夏休みなどで在宅率が下がり、作品のクオリティーは変わらなくても、“リアルタイム視聴”が求められる視聴率の面では毎年苦戦を強いられることが多い夏クールドラマにおいて、本作は第2話を除いて10%を超える安定した数字を残し、今期トップクラスの平均視聴率で推移している。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

第5話は、京都市内の森林で不動産会社社長・東條志津子(多岐川裕美)の刺殺体が見つかるとことから始まる。

志津子は業界では有名な不動産ブローカーで、“鬼女”と呼ばれるほどのやり手で敵も多いようだった。やはり、仕事がらみのトラブルによる犯行なのか? 

現場の森は志津子の会社が所有していた土地であり、売却先を巡って志津子と部下の岩田直人(伊東孝明)が対立していたことも判明する。

だが、糸村聡が着目したのは、遺体の手元に落ちていた三角形の陶器だった。志津子が身に着けているのは高級ブランド品ばかりなのに、なぜこんなものを持っていたのか、気になってしまった…。

そんな中、神崎莉緒(栗山千明)と共に、志津子の息子・達也(山中崇)のもとを訪ねた糸村。達也は現場の森の外れに佇む清水焼の工房で働いており、母親とは絶縁していたと話す。工房主の小澤康夫(河西健司)によると、この工房も志津子から立ち退きを迫られていたというのだが…というストーリー。

ザテレビジョンでは、毎週木曜のドラマ放送日の掲載で、上川の“大好きなもの”にまつわる話と共に見どころを紹介する連載企画「遺留メモ」を展開中。上川の好きなものについて、毎回ちょっとずつ紹介していく。今回は、上川に音楽について聞いてみた。

――好きな小説をお願いします。

最近読んだのは「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」しかなくて(笑)。あとは、万人受けしないから…(笑)。

(熟考に次ぐ熟考を重ね)ここまで出てこないと、最近読めていないというのを実感させられますが、ここは「ベルリン飛行指令」でお願いします。ちょっと前の作品ですみません。

佐々木譲さんの作品でして、第二次世界大戦中の「三国同盟」に於いて、ドイツと日本で軍事技術の提携が行われていた頃のお話です。

これまでドイツの技術をいろいろと供与されていた日本が、ようやく出来上がった新式戦闘機をベルリンまで運ぶことになるんです。もちろんいろいろな方法があるんでしょうけど、結果的に主人公は、給油を繰り返しながらドイツまで飛行して行くことになるんです。

この作戦のトンデモないところは、日本からベルリンまでが、ほぼ敵地だということ。この窮地をどう潜り抜けてベルリンまで飛んで行くのか、という冒険小説なのですが、僕はこの作品を30歳になったころに読んで、強烈に引かれてしまいました。

いまだに冒険小説というジャンルの中では、僕の中で不動の1位です。よろしかったら冒頭の一章だけでも読んでみてください。

きっとその続きが読みたくなるはずです。

最終更新:8/10(木) 7:05
ザテレビジョン

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