ここから本文です

地頭の良い人は「簡潔な説明」が上手すぎる

8/10(木) 8:00配信

東洋経済オンライン

きちんと説明しようとするあまり、話が長くなる。話しながら、今自分はどこを説明しているのか、どこに向かっているのかわからなくなる。完璧な説明をしようとして、「あれ、こんなつもりじゃなかったんだけど」という状況に陥ったことはないでしょうか。
ビジネスの場面では、説明上手なだけで、「アタマがいい人」「仕事ができる人」という印象を持ってもらえます。読めば、誰でも簡単にアタマがよくなる!  シリーズ累計25万部突破の『まんがでわかる 地頭力を鍛える』の著書が、誰でもできる、アタマのいい人の説明の仕方を指南します。

この記事の写真を見る

■ビジネスで「何が言いたいの?」は危険水域ワード

 ビジネスの場面では、「簡潔に説明すること」が求められます。しかし現実には、説明を聞きながら「結局何が言いたいの?」と思ってしまったり、話が長く、途中で会話を遮りたくなったりしたことはないでしょうか。

 上記のような、「だらだら話す人」には、次のような特徴が挙げられます。

 ①結論がなく、自分視点

 ②話がいつ終わるかわからない

 ③話が時系列で、制限時間にかかわらず同じペースで話す

 では「ひと言で言える人」になるにはどうすればいいのか。短時間で要領よく説明するためのポイントをまとめてみます。

 要点① 「相手にどうしてほしいのか」の視点を持つ

 1つ目の重要なキーワードは、「相手の視点から」考えるということです。コミュニケーションの結論は、「相手にどうしてほしいのか?」につきるでしょう。

 製品やその企画のアピールのためのプレゼンテーションに関しても、「結論がない」話は、「いかにその企画や製品がいいか?」をアピールすることに終始してしまいます。

 おいしい食べ物のプレゼンテーションをするにしても、グルメの人とダイエット中の人とではアピールポイントが違うし、その商品の活用方法も違ってきます。ところが提供者視点での話だと、誰に対しても均一に「おいしさ」をアピールするだけで、「だから何なのか?」と思われてしまう可能性が高くなります。

 同様に、たとえば自社の紹介をするにしても「売り上げは◯億円です」とか「世界何カ国に展開しています」という話をしても、「それが相手にどういう意味があるのか?」の視点が欠けていると、何の意味もないのです。

1/3ページ

東洋経済オンラインの前後の記事