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10%を1000万円プレイヤーに、ゾゾ子会社が新人事制度で目指すもの

8/11(金) 20:01配信

WWD JAPAN.com

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を手掛けるスタートトゥデイの子会社アラタナが新卒給与の改定や副業の解禁などを含む新人事制度を発表した。9月1日に制度を一斉導入し、2018年4月1日入社の新卒社員も最低賃金を18万円から25万円に改定する。宮崎に拠点を置く会社としてこれほど大幅な制度改革は珍しく、業界でも大きな話題を呼んだ。現在も宮崎と東京・千葉(親会社スタートトゥデイの拠点)を行き来する濵渦(はまうず)伸次・社長に新制度導入の狙いを聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):なぜ、宮崎県に拠点を置くのか?

濵渦伸次・社長(以下、濵渦):狙ってここに本社を置いたのではなく、宮崎出身で、会社を作った場所が地元だった。現在の社員も、別の場所から移り住んだI・Jターン社員は3割程度で、宮崎出身のUターン社員が4割、ずっと宮崎にいる社員が3割ほど。社員分布も宮崎に120人、東京に10人ほどで、宮崎に根付いた企業になっている。また、当社はブランドECに特化していることと宮崎好きな社員が多いことがあって、エンジニアの離職率が非常に低い。ブランドの自社EC開発には長期を要するので、これも非常にメリットに感じている。

WWD:あらためて、現在のアラタナの主要事業は?

濵渦:自社EC支援、特に構築とマーケティングを中心にサービスを提供している。スタートトゥデイ傘下に入ってからはアパレル企業のクライアントが増えた。今はファッション系が3割で、ユナイテッドアローズやサザビーリーグなどの自社ECを担当している。

WWD:スタートトゥデイとの連携はあるか。

濵渦:自社ECの在庫を「ゾゾタウン」と連携することができるようになった。アパレル業界が自社ECを強化する流れの中で、自社ECに在庫を積むことができるのはメリットになるはず。もちろん、ささげ(撮影・採寸・原稿)も「ゾゾタウン」のために専用で用意するものを自社ECに使用することができる。

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最終更新:8/11(金) 20:01
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