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お金の管理ができる子になる、おこづかい帳のつけさせ方

8/11(金) 8:00配信

BEST TIMES

 お金について子どもにどう教えたらいいのかと、子どもを持つ親なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 これから将来のあるわが子には、上手にお金を使える大人になってほしいと思うもの。

 私は、「つけるだけで貯まる家計簿の書き方」の書籍(『1日1行!  2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿』)を出版し、全国から家計やお金に関する相談メールをたくさんいただいたり、それに答えたりしているのですが、その利用者の90%以上が、お子さんをお持ちの主婦の方です。

 実際に家計を預かっている主婦である自分でさえ、日々の家計をどうすればいいのか分からないのに、子どもをお金づかいの上手な大人に育てることができるのだろうかと思いますよね。

 そのような、子どもにお金の使い方を教えたいけど具体的にどう教えればいいのか分からないという方にオススメしたいのが、「ちょっぴり工夫したおこづかい帳」です。

「おこづかい帳」の対象年齢は、大きな数を使った足し算引き算ができるようになり、1円、5円、10円といった硬貨の種類が分かり、周囲の流行などに合わせて、あれが欲しいこれが欲しいというようになる10歳前後からが望ましいと考えられます。ただし、実際には、10歳になったら始めるというのではなく、お子さんの興味や発達段階に合わせて使い始める時期は工夫してみましょう。

◆ちょっぴり工夫したおこづかい帳の作り方

1.おこづかいの額を決める

 おこづかい帳を始める前に決めるのは、おこづかいの金額です。
 おこづかいは、何歳で一体いくらが適正なのだろうかと思いますよね。
 金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(2015年度調査)によると、1か月の子どものおこづかいは、小学生は500円(月に1回もらう場合)、中学生1,000円、高校生5,000円が最頻値(最も多く回答された値)となっています。

 しかし、月に500円、1000円、5000円と、決まった金額を月に一度与えても、実際には、その金額で子供に関わる全ての支出はまかなえず、子どもは「自分の趣味費」「友達との交際費」だけにお金を使い、その他「ノートなどの学用品」「衣服」などの支出は、結局「親もち」ということになりがちです。

 私は、子どもがこづかいでやりくりする範囲が「自分の趣味費」「友達との交際費」だけで、それ以外は「親もち」というスタイルでは、子どもに「お金の使い方」を教えるのは難しいと考えています。

 そこでオススメしたいのが、「趣味費」「交際費」にプラスして「衣服費」までをこづかいとする方法です。
 したがって、おこづかいの金額は、「自分の趣味費」「友達との交際費」「衣服費」を含めた金額とします。目安としては、小学校の高学年で月2,3000円程度で充分です。

2.おこづかい帳を用意する

 用意するおこづかい帳は何でもOK。かわいいキャラクターがついていても、大きくても小さくても、自分で罫線を引くタイプでも、あらかじめ罫線の引いてある市販のおこづかい帳でもかまいません。子どもの好みに合わせて用意します。

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