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長引く生理は要注意!ガンや病気が潜む場合も

8/11(金) 22:02配信

リビング福岡・北九州

「今月はいつもより生理が長いなあ」と、心配になることはありませんか。長引く生理(過長月経)に潜む病気、気をつけたいことなどを聞きました。

■自己判断は禁物!大きな病気が隠れている場合も
正常な月経は3~7日間。8日を超えると「過長月経」となります。「過長月経」自体が病気というわけではなく、それは体が発するサイン。子宮や膣に何らかの異常が起きている可能性があります。

ただし「いつも生理が7日」、「4日程度で終わる」など個人差があるので、普段から基礎体温などで自分の月経周期を知り、「いつもとどう違うか」を把握することが大切です。

◆「更年期かな」と自己判断はNG!
生理が長引いている人で要注意なのが、ここ1~2年の間に婦人科の受診や、「子宮がん検診」を受けていないという人。長い生理だと思っていたら、子宮頸がん・体がんや筋腫、内膜ポリープなどによる月経量増加や不正出血だった…ということがあるからです。特にレバー状の塊が見られると、経血量が多いことを示す場合もあり、注意が必要です。

閉経に差し掛かる40代後半以降の人は、多少生理が不順でも「更年期かな」と自己判断で放置しがち。しかし、この年代は子宮体がんの罹患が増えてくる時期でもあります。忙しさにかまけて体の兆候を見逃さず、きちんと受診を。

◆無排卵性月経の場合も
また、がんなどが隠れていなくても、排卵しないまま生理が来る「無排卵性月経」の場合が考えられます。出血があるので「生理がある」と思っていたら、実は排卵していなかったという状態です。

この場合、妊娠を希望する人や、生理期間が長いことによる生活のうっとうしさを感じる人などには、ホルモン剤などによる治療を行います。

排卵の時期には基礎体温が上がりますが、無排卵の人は低体温のまま。そのため、基礎体温をつけることで排卵の有無が分かります。便利なスマートフォンアプリなども活用してみましょう。基礎体温の測定は面倒ですが、記録を取りながら、年齢や環境で変化する自分の体と向き合っていきましょう。

■取材協力
福嶋クリニック
副院長
福嶋恒太郎 先生