ここから本文です

世界が求む「ポスト・ボルト」 サニブラウンが海外メディア選出の後継者にノミネート

8/11(金) 11:51配信

THE ANSWER

史上最年少ファイナリストとして臨んだ200m決勝…右太もも裏の痛みで20秒63の7位

 陸上の世界選手権(ロンドン)は10日(日本時間11日)、男子200メートル決勝に出場したサニブラウン・ハキーム(東京陸協)は、後半に右太もも裏の痛みで伸び悩み、20秒63で7位に終わった。それでも、ドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」は、同種目の史上最年少ファイナリストを称賛。今大会後に引退を発表しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)の後継者候補に選出している。

【動画】「カモン、ハキーム!」と絶叫…IAAFが公式ツイッターで紹介した母・明子さんの興奮の観戦の様子&直撃インタビュー

18歳の若武者は運命の決勝、序盤の戦いで世界のトップランナーと互角に渡り合った。

 その後右太もも裏の痛みで失速し、2003年パリ大会で銅メダルに輝いた末続慎吾以来となるメダルの夢は散ったが、サニブラウンは海外メディアから「ポスト・ボルト」としてスーパースター候補に推されている。

「ロンドンはスーパースターを探している」と特集を組んだのは、ドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」だ。

“人類最速”の名を欲しいままにしたボルトが、今大会を最後にトラックから去る。国際陸上競技連盟(IAAF)会長のセバスチャン・コー氏は大会前、「彼が引退することは悲しい。彼はセンセーションだ。人々とここまで結びついた存在はモハメド・アリ以外にいない」とボクシング界のレジェンドを引き合いに出してコメントしたが、記事ではスプリント界が次なるカリスマの登場を待ち望んでいるとその候補者たちを紹介している。

200m銀メダルのバンニーキルク、400mハードル王者のワーホルムとともに選出

「ウサイン・ボルトの時代は終わりを告げた。そして、我々は必死にその後継者を探している。候補者は世界陸上で姿を現すことになる」

 最初に登場したのは、南アフリカの25歳、ウェイド・バンニーキルク。200メートルと400メートルのスペシャリストは、今大会の200メートル決勝でも20秒11で銀メダルに輝いており、「陸上界の新たな顔になるチャンスは大いにある」と期待されている。

そして、記事では「ポスト・ボルト」の2番手に、男子400メートルハードルで優勝を果たした新鋭とともに、日本の期待の星が挙げられている。

「日本スプリント界のワンダー・キッドであるサニブラウン・ハキーム。そして、ノルウェー出身の21歳、カールステン・ワーホルムはルート上にいる最年少のタイトル保持者だ」

 海外からもそのポテンシャルを高く評価されるサニブラウン。スプリント界の頂点を目指し、どのような成長曲線を描くのか、今後が楽しみだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/11(金) 11:51
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。