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【勤続10年女子】実家暮らしの箱入り娘、食事は母の手作り、口癖は「明日の朝、早いから」

8/11(金) 18:00配信

Suits-woman.jp

「勤続10年」、今のご時世で10年も同じ会社で働いているのは幸せなことでもある。が、しかし、同時に新しい挑戦や可能性に踏み出せていないケースもある。

就職氷河期と言われ続けている中、今年の春に大学を卒業した女性の就職率は98.4%を記録した。しかし、新卒で就職したものの、3年以内の離職率は30%近いという調査結果もある。

今、アラサーと呼ばれる世代は、大卒で入社した場合、職場ではちょうど10年選手。正規雇用にこだわらず、派遣やパートを選んで働く女性も増えてきた中、同じ職場で10年間働き続けてきた「10年女子」の彼女たちは、いったい何を考えているのだろうか?

「キャリアアップは?」「結婚は?」「貯金は?」そんな「勤続10年女子」たちの本音に迫ってみた。今回、登場するのは、都内で保険会社の事務職の社員として働いている横山祥子さん(仮名・32歳)。

祥子さんは、黒髪をひとつにまとめ、太めの眉毛に一度塗り程度のマスカラ、色味が薄く唇の色味を生かしたグロスを塗っていた。首元にパールがついたアイボリーのツインニットと、紺色のひざ丈のフレアスカートを合わせ、足元はストッキングに3cmヒールのプレーンパンプスという、パッと見の印象は、片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんのような、清楚な雰囲気。髪型やファッションが保守的なのも「10年女子」によく見られる傾向だ。

彼女はメイクが得意ではないため眼鏡で出社し、マスクで顔を隠しているときもあると言う。「10年女子」は、手堅く学生時代からの彼氏とつきあっているケースも多いが、彼女のように“女子力”がそんなに高くないために恋愛の機会を減らしているタイプも多い。

しゃべり方もおっとりとしている祥子さんは、彼氏も10年近くいないそう。周りから「焦ったりしないの?」とよく言われるそうで、いたって本人にはその自覚はないようだ。この「マイペース」な部分も、「10年女子」にはよく見られる。

東京都杉並区で生まれ育ち、今でも実家のマンションで両親と暮らしているせいか、周りが合コンや、婚活パーティーへと精を出す中、そこまでして結婚願望はない。

サラリーマンの父は未だに嘱託社員として会社勤めをしており、母親もたからくじ売り場の店員として働く。2つ上の姉は就職と同時に出て行ってしまったため、まだまだのんびり実家にいられる。

活発だった姉とは違い、家で本を読んだり手芸をしたり静かに過ごすのが好きだった。東京出身者なのに、大学で初めての彼氏ができるまで、後楽園ゆうえんちや、東京タワーにも行ったことがなかった。地方から出てきた友人から、東京暮らしを羨ましがられるが、実際は駅から15分以上離れた住宅街にある築30年近いマンション暮らし。でも、実家を出て一人暮らしをするほど、給与の方は多くはない。

高校は、自由な校風の都立に進学した。学校帰りにカラオケに行ったり、年齢を偽って居酒屋に飲みに行ったりしているグループとかを横目で見て、“ばれたら退学なのにバカだな”って思っていたと言う。学生時代から羽目を外すことなく、真面目な生徒だったのが伺える。

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最終更新:8/11(金) 18:00
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