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15位発進の松山、メジャー初制覇の鍵は!? 元プロ選手が指摘するショートホールの課題

8/11(金) 13:17配信

THE ANSWER

全米プロゴルフ選手権初日、6バーディー・5ボギーで15位タイ

 海外男子ゴルフのメジャー今季最終戦となる全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)が10日に開幕。世界ランキング3位の松山英樹(レクサス)は、6バーディー・5ボギーの1アンダー、15位タイ発進となった。

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 世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待で米ツアー通算5勝目を飾った松山は、今大会に先立ってPGAツアー公式サイトが発表した選手の格付けで堂々のトップにランクインし、米メディアからも高い評価を受けている。その一方で、初のメジャー制覇に向けては、ある課題の修正を求められている。

 米専門放送局「ゴルフ・チャンネル」では、ブリヂストン招待最終日に1イーグル、7バーディー、ノーボギーで「61」という圧巻のチャージを見せた松山が、優勝後もパター選択に悩む姿に注目した。

 中継でレポーターは「ヒデキ・マツヤマはここまで爆発中です」と今季3勝を挙げている松山の充実ぶりを賞賛するとともに、驚きを持ってその完璧主義ぶりを伝えている。

「彼は日曜日に素晴らしいプレーを見せたのにもかかわらず、マツヤマはパターを模索し、パッティンググリーンで練習していました。興味深いのは、ブリヂストン招待ではAブレードのパターを使っていましたが、最終日はマレットタイプのパターで61というスコアを叩き出しました。それなのに、彼はまだどちらのパターを使うか決めていないのです」

今季パー3での成績は81位…「偉大なアイアンの名手なのに納得するのは難しい」

 松山はブリチストン招待最終日、パターをAブレードからマレットタイプに代えて怒涛の「ヒデキ・チャージ」に成功した。熟慮の結果、全米プロゴルフ選手権の初日にはマレットタイプで臨んでいる。

 そんな松山について、元プロゴルファーで現在はゴルフアナリストを務めるブランデル・シャンブリー氏は「彼の才能には何ら欠落を見出せない」と高く評価しつつも、今季のデータを基にある改善点を挙げている。

「もしかすると、戦略面で改善の余地があるかもしれません。パー4、パー5での彼のプレーぶりは、パー3と比べて高いと言えます」

 パー5では平均4.48でツアートップの成績。パー4でも3.96で同2位と圧倒的な数字を示しているのに対し、パー3では平均3.05で81位タイだった。チャンブリー氏は「2014年まで遡ると、パー3での平均スコアは148位です。今季は81位まで上げていますが、それでも彼が偉大なアイアンの名手であるのに(この成績は)納得がいきますか? 難しいですね」と指摘。ショートホール攻略がポイントだと分析している。

 松山は初日のショートホールで1ボギー、3パーで、バーディーは奪えなかった。パー3の課題をいかに修正するかが、メジャー初制覇の鍵になるかもしれない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/11(金) 13:41
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