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助演男優賞は「あなそれ」東出昌大 『ホワイトアスパラを見るたび心にもやがかかるんだろうな、と』

8/11(金) 12:00配信

ザテレビジョン

'17年春クールにかけて放送されたドラマを対象に開催した「週刊ザテレビジョン 第93回ドラマアカデミー賞」の受賞作が決定。

【写真を見る】怪演が光ったが「怖いといわれるシーンほど、カットがかかれば笑い声が起きていた」と明かした

助演男優賞は、「あなたのことはそれほど」(TBS系)で、妻の浮気を知り壊れていく夫を怪演した東出昌大が大差で1位に輝いた。

そんな東出を直撃し、「狂気の演技で一皮むけた」「これまでにないハマり役」と絶賛された渡辺涼太役について聞いた。

■ 「気持ち悪い」も「怖い」も魅力的なものでありたかった

――ドラマアカデミー賞で最優秀助演男優賞に選出されました。まずは、受賞のお気持ちをお聞かせください

喜びよりも驚きの方が勝っています。ですが、自身一人の力で頂けた賞では到底無く、皆で作り上げた作品が評価され、選出していただけたと思っています。4カ月間、このチームでできたことが何よりの誉れです。

――東出さんの怪演っぷりはSNSや審査員の中でも大きな反響がありました。今回、涼太を演じるうえで気を付けたことはありますか?

涼太の「気持ち悪い」も「怖い」も魅力的なものでありたいと考えていました。その折り合いは、監督と話し合いながら決めていくことが多く、怖いといわれるシーンほど、カットがかかれば朗らかな笑い声が起きていたように思います。

――今作では、涼太がワインを叩き割るシーンなど、インパクトのあるシーンが多数ありました。東出様ご自身の印象深かったシーンやセリフを教えてください

原作には無い「旬のホワイトアスパラ」というせりふは、脚本家の吉澤(智子)さんのアイデアなのですが、あれ以来ホワイトアスパラを見ると、この後に何か不穏なことが起きる気がしてなりません。これから毎年、あの季節になりスーパーや八百屋で見かけるたびに、心にもやがかかるのだろうと思います(笑)。

――今回、主演を務められた波瑠さんも主演女優賞を受賞されました。波瑠さんに対する印象や、エピソードなどを教えてください

笑顔がとても素敵な方なのに、僕が見ることができる笑顔はいつもオンエアの有島君と二人きりでいるところだけでした。次は、すごく仲の良い設定でお会いしたいです。

■ 小田原の告白には“心の中で叫んでいました”

――有島を演じる鈴木伸之さんとの共演シーンは、緊迫した場面がとても印象的でした。鈴木さんとのエピソードなどを教えてください。

ノブとは、「食事に行こう行こう」と言い合っては、片方がお休みの時はもう片方が撮影だったため、なかなか実現できず、それだけが残念でした。しかし、打ち上げの席で互いをねぎらいながらくみ交わしたお酒の味は格別でした。またいつか、必ず共演したいです。

――ラストには、山崎育三郎さん演じる小田原の熱い告白もありましたが、どのような感想を持たれましたか?

「オダワラァァァァァァァァァッ~!!!!」と心の中で叫んでいました。以上です(笑)。

――クランクイン当初のインタビューで、涼太について「いいなと思うところはない」とおっしゃっていましたが、演じていくことで、涼太の印象に変化などはありましたか?

悦子の「実の子だと、何でも許せちゃう」というせりふのように、4カ月もその役をやると、なんとも情が湧いてしまいます。もし涼太に会えることがあるなら「自分に自信を持って。絶対幸せになれるから。幸せになれるように祈ってるから」と声を掛けたいです。その後、二人で飲みに行って、グチグチ言う涼太に僕は説教していると思います。ありがとう涼太。



ひがしで・まさひろ='88年2月1日生まれ、埼玉県出身。連続テレビ小説「ごちそうさん」('13年NHK総合ほか)など、数々の映画、ドラマに出演。'17年には映画「関ケ原」「散歩する侵略者」に出演。'18年には、主演映画「寝ても覚めても」「OVER DRIVE」の公開を予定している

最終更新:8/11(金) 12:46
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