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受賞前から書評家たちは絶賛していた 第157回直木賞受賞作『月の満ち欠け』

8/11(金) 7:45配信

Book Bang

 8月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『月の満ち欠け』が獲得した。
 第2位は『影裏』。第3位は『AX アックス』となった。

 1位と2位は第157回直木賞と芥川賞の受賞作だ。『月の満ち欠け』は発売以来書評サイトBookBangに多くの書評が寄せられ、直木賞発表前から注目されていた作品だ。文芸評論家の陣野俊史さんは東京新聞5月21日に寄せた書評で「佐藤の小説を読むと、いつも音楽を想起する」と佐藤さんの冴える筆致を音楽家になぞらえ讃えている。

 また盛岡大学教授の風丸良彦さんは「歳を食うと小説片手にこんな体験は稀になるが、貪り読んだ。村上春樹や池井戸潤でもこうはいかない。」と類まれなる佐藤さんの筆さばきを評している(週刊読書人 5月19日号)。BookBangにはこの他にも多くの書評家や書店員から好意的な評が集まっている。

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■陣野俊史さん(文芸評論家)レビュー
 荒唐無稽な話だとは思う。前世の記憶を持った人に会ったことのない、評者のような人間には、にわかに信じがたい話である。けれども…
https://www.bookbang.jp/review/article/531881
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■明文堂書店石川松任店(書店員)レビュー
シルエットにも似た謎多き《瑠璃》が、徐々に色を帯びていく様はミステリとしても魅力的な内容になっています。…
https://www.bookbang.jp/review/article/531589
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■風丸良彦さん(盛岡大学教授・アメリカ現代文学・文化専攻)レビュー
歳を食うと小説片手にこんな体験は稀になるが、貪り読んだ。村上春樹や池井戸潤でもこうはいかない。…
https://www.bookbang.jp/review/article/532591
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1位『月の満ち欠け』佐藤正午[著](岩波書店)

あたしは,月のように死んで,生まれ変わる――目の前にいる,この七歳の娘が,いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の,三十余年におよぶ人生,その過ぎし日々が交錯し,幾重にも織り込まれてゆく.この数奇なる愛の軌跡よ! 新たな代表作の誕生は,円熟の境に達した畢竟の書き下ろし.さまよえる魂の物語は戦慄と落涙,衝撃のラストへ.(岩波書店ウェブサイトより)

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最終更新:8/18(金) 18:13
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