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「バーベキューで食中毒」 防ぐための7つの鉄則

8/12(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 夏のアウトドア料理の定番といえば、バーベキュー(BBQ)。しかし、気温が高い中でのバーベキューは、食材の扱いに注意しないと食中毒を引き起こす危険があります。食品中の有害な細菌の増殖は、周囲の温度が4度から60度までの範囲で盛んになります。夏のバーベキューには、食中毒予防対策が欠かせません。

 米食品医薬品局(FDA)は、2017年6月29日に、食中毒にならないためのバーベキューの基本を改訂しました[注1]。そこで述べられている7つのアドバイスを、以下にご紹介します(解説部分は筆者)。

■BBQでの食中毒予防
(1)こまめに手洗いを

 手洗いは食中毒予防の基本ではありますが、アウトドアでもこまめに行っているでしょうか。せっけんを使って20秒以上洗うこと、特にトイレの後、調理の前、食べる前などに毎回手を洗うことが大切です。

 近くに水場がない場所でのバーベキューの場合には、水タンク(ウオータータンク、ウオータージャグなど)とせっけん、ペーパータオルを利用しましょう。ウエットティッシュも有用です。

【解説】

せっかく手を洗っても、手ふきのタオルを共用したり、何度も使用したりすると不衛生です。ペーパータオルを使えば、持ち帰るゴミは増えますが、不安は激減します。

(2)生の食材と調理済み食品は厳格に分ける

 生の肉や魚介類をのせていた皿は、洗剤とお湯で洗わない限り、他の食品をのせられません。調理器具も同様です。

【解説】

焼き上がり前の肉や魚介類をつまんだ指でサラダボウルに触れたら、メンバーが食中毒になるリスクが急上昇します。食器や器具だけでなく、手指の衛生にも気をつけましょう。

(3)食材をマリネしたら冷蔵保存

 マリネ液(酢やレモン汁、ワイン、オイル、調味料などからなる)に肉や魚介類を漬けたら、必ず冷蔵保存しましょう。もし、同じマリネ液をソースやドレッシングとして使用したい場合には、肉を漬ける前に別容器に取り分けて持って行くこと。肉を漬けたマリネ液は再利用せず、廃棄します。

(4)肉や魚介類は十分に加熱する

 食材の中に存在するかもしれない、あらゆる有害な細菌を殺すためには、十分な加熱が必要です。加熱が十分であるかどうかを知るには、食品の中央部の温度が測定できる調理用温度計が便利です。

 ハンバーガーパテは中心部が71度、チキンは74度以上になっていることを確認します。温度計がなければ、断面の色が全てピンクから茶色に変わるまで焼き続けます。

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最終更新:8/14(月) 7:47
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