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子どもの“英語耳”を育てるには? クラシック音楽のススメ

8/12(土) 18:00配信

BEST TIMES

わが子をグローバル社会で活躍できる子どもに育てたい。そんな願いを持つ親御様は多いだろう。まず必要になるのは、言うまでもなく英語力。ではどう伸ばす? 長男をイェール大学、東大にダブル合格、次男を難関国立大学医学部合格に導いた母の教育法がヒントとなる。小成富貴子さん初の著書『究極の育て方』より、お金入らず、どの家庭でもできる“英語耳”の作り方を紹介する。

クラシックで耳を育てる 

 日本人が英語に苦手意識を持つ大きな要因は「母音の微妙な聞き分けができないから」というのが持論です。

 日本語はあいうえおの五つの母音しかないのに比べ、英語は「ae」と「ɑ」など20以上の母音があります。その微妙なニュアンスを聞き取れるように何が有効だろうと考え、まずはベースとなる耳を鍛えることにしました。

  一つの手段としてクラシック音楽に触れさせていました。子どもたちも「今の英語力があるのは小さい頃からクラシックを聴いていたことが大きい」と言います。子どもがまだお腹の中にいる頃から聴かせ始め、生まれてからもずっと家の中でかけていました。

「絶対これ!」という作曲家や演奏家があったわけではありません。誰もが知っているような曲が入っている入門者向けのCDを好んでかけていました。ベートーヴェンもブラームスもモーツァルトも出てくる。気楽な感じです。耳に優しい、ゆったりとした音楽を選んでいました。

クラシック音楽はお母さんにもプラスが

 クラシックを選んだのにはもう一つ理由があります。クラシック音楽に馴れていると、西洋文化にも造詣が深くなり、教養の幅も広がると考えたからです。
 また子育てに必死な「母親1年生」だった自分をリラックスさせる効果もありました。 

 長男が生まれた頃は、誰も知り合いのいない町にいて結構孤独。子どもが泣くと自分も泣きたくなる、そんな毎日でした。長男は全然寝ない子で、おっぱいを飲んだ後1時間たってもゲップができず、よくいつまでも泣いていました。自分自身が疲れて抱っこしていることが辛くなり、寝かせた途端にワーッと母乳を吐いてしまい、お腹が空いてまた泣く。その繰り返し。「お願いだから寝させてほしい」と、私の方が参ってしまうことも多々ありました。そんなときクラシックは私を癒し、穏やかな気持ちにしてくれました。

※長男は持ち前の英語力をいかし、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、世界と論戦。高校3年生時に模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞。イェールの合格につながった。次男も英語を得意科目とし、センター試験は198点。

(『究極の育て方』より構成)

 

文/小成 富貴子

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