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穴党記者が「人気馬そっちのけで推す3頭」がエルムSで砂嵐を起こす

8/12(土) 13:10配信

webスポルティーバ

 この週末、札幌競馬場ではGIIIエルムS(8月13日/札幌・ダート1700m)が行なわれる。

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「施行時期が何度か変わっているエルムS。以前、9月に行なわれていた頃は、北海道で休養していたGI級の馬たちが、南部杯(盛岡・ダート1600m)など秋の大レースを見据えて出てくることが多く、穴党の出番が少ないレースでした。それが、数年前から施行時期が前倒しされ、別定戦ながら負担重量の条件などの変化に伴って、レースの性格が変わってきました。当然、狙い目も変わってきています」

 エルムSというレースの変遷、特徴について、そう分析するのは、スポーツニッポンの小田哲也記者。近年になって「レースの性格が変わった」というが、具体的にはどういった変化があったのか。そして、馬券検討のうえでは、どのようなことを考えればいいのだろうか。小田記者が続ける。

「まず、以前は昨年の勝ち馬リッカルド(セン6歳/父フサイチリシャール)のように、前走で準オープンを勝ち上がって、昇級初戦の、しかも重賞となるここも勝って連勝するというケースはありませんでした。

 また、斤量面では、過去1年間の重賞、またはそれ以前にGII以上のレースで勝っていると、その勝利実績から負担重量が増加されるようになりました。その結果、1年以上重賞を勝っていない実績馬には有利になり、逆に地方交流のGIIIであっても1年以内に重賞を勝った馬はやや不利になると言えます。

 今回で言えば、これまでにGIIIを3勝していながら、過去1年間は重賞を勝っていないクリノスターオー(牡7歳/父アドマイヤボス)は斤量増がなくて56kg。逆に地方交流重賞のGIII佐賀記念(2月7日/佐賀・ダート2000m)を勝ったロンドンタウン(牡4歳/父カネヒキリ)は、斤量1kg増の57kg。それはちょっと、割に合わないでしょう」

 そうした状況を踏まえて、小田記者は実績よりも勢いを重視して、上がり馬に狙いをつけた。

「昨年のリッカルドと同じステップとなる、コスモカナディアン(牡4歳/父ロージズインメイ)に注目しています。前走の1600万下特別・安達太良S(7月15日/福島・ダート1700m)は約4カ月ぶりの実戦でしたが、降級戦でもあり、きっちりと勝利しました。年明けには、地方交流重賞のGI川崎記念(2月1日/川崎・ダート2100m)で3着と好走。見せ場を作って、重賞でも十分に戦える実力があります。

 また、このレースは先行勢が強いレースですが、今年はモンドクラッセ(牡6歳/父アグネスデジタル)、クリノスターオー、テイエムジンソク(牡5歳/父クロフネ)と、前でレースをしたい馬がそろっていて、かなり前がかりになりそう。12着に敗れたGIIIマーチS(3月26日/中山・ダート1800m)のような、前が止まらない馬場にならない限り、中団から抜け出すコスモカナディアンにとっては、展開面でも恵まれるのではないかと思っています」

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