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「ごちそうさま」の後も手早くすっきり片付く!ストレスフリーのキッチン家事術

8/12(土) 12:10配信

@DIME

◆調理と食器洗いはきちんとやらなくちゃいけないという意識がストレスを加速

 働く主婦の増加で、ますます大きくなる家事への負担。働く主婦の家事ストレス調査で、ストレスを感じるのは「調理」「食器洗い」といった「キッチン周りの家事」が多いことが判明した。調理については「毎日やらなくちゃいけない」「急いで作らなければならない」「献立や栄養バランスを考えなくてはいけない」がストレスの要因。食後の食器洗いは「家族がくつろいでいる中で、自分だけがいつまでも終わらない」と精神的にイライラしながらもきちんと片づけたいという思いが強いことで、ストレスが増加している。

【写真】「ごちそうさま」の後も手早くすっきり片付く!ストレスフリーのキッチン家事術

 ライオンはストレスの原因である調理と食器洗いに着目して、これらの工程を整理、効率化してキッチン家事ストレスを解消する方法を、生活情報メディア「Lidea」にて紹介している。

 ライオン リビングケアマイスターの杉本 美穂さんが提案するのは、「シフト(移動)」「シンクロ(同時進行)」「シェア(分担、共有)」の3つの“S”による家事の効率化だ。「ただいま」から「いただきます」まで15分で手早くおいしく調理し、「ごちそうさま」の後も手早くすっきりと片付くストレスフリーのキッチン家事のコツを紹介する。

◆下ごしらえは買物の日に「シフト」

 週末にまとめ買いした食材をそのまま冷蔵庫にしまい込むのではなく、洗って切って、また食材によっては下味をつけたり、レンジでチンしてから、保存バッグやキッチンペーパーを使って保存することで、平日の調理時間が劇的に短縮できる。

<野菜を下ごしらえして保存>

 1本丸ごと買うと使い切れずに冷蔵庫に放置して、切り口が黒くなったり、水分が抜けてしなびたりしてしまう大根。買った日に半月切り、いちょう切り、短冊切りなど使いやすい形に切って冷凍凍存すると便利。冷凍すると大根の中の水分が氷結して細胞壁を壊すので生よりも柔らかくなる。結果、味がしみやすくなり煮る時間の短縮につながる。大根おろしはフェルトタイプのペーパーで軽く汁を切ってから保存する。同様にパプリカも1cm角で切って保存バッグで冷凍保存。生よりもやわらかくなるので(下記画像左側)、このままサラダに入れてもOK。

 あと1品という時に役立つのが「レンチン」してからの冷蔵、冷凍保存。例えばにんじんは、ピーラーを使って薄切りやせん切りにして、ぬらしたフェルトタイプのペーパーでにんじんをくるみ、耐熱皿にのせて600Wの電子レンジなら約2分30秒(1本分)加熱。熱を冷ましてから、保存バッグでストックしておけば、サラダや炒め物、卵とじ、汁物など副菜の材料としてすぐに使うことができる。

 カボチャも調理に手間がかかるが、耐熱皿の上に上下2枚のペーパーで2cm角に切ったカボチャをくるみ、600Wで5分半ほど(カボチャ4分の1量)加熱。やわらかくなったカボチャを冷めてから冷蔵庫で保存するといろいろな料理に活用できる。

<主菜の作り置き>

「Lidea」では料理研究家の小田 真規子さんが監修した、肉、魚料理の主菜の作り置きを使った15分で作れるメニューも提案している。一番作りやすいのが「鶏肉のスパイスロール」。下味を付けた鶏もも肉を、ぬらしたクッキングペーパーで包んでレンチン。冷ましてからカレー粉とこしょうをまぶすだけ。タコ糸も鍋もオーブンも不要の簡単にできる作り置きメニュー。レシピは「Lidea」サイトを参照。

「鶏肉のスパイスロール」は主菜にもなるし、ストックしたカボチャと同じ大きさに角切りしてマヨネーズとごまで合えれば簡単に副菜のサラダが完成。スパイスロールに味がついているので、塩コショウで調える必要もない。

 9月に新発売する「リード 冷凍も冷蔵も新鮮保存バッグ」(オープン価格)は冷凍、冷蔵の兼用となり、今までのように使い分ける必要がなくなった。サイズもS、M、L、LLと4種類に増え、今までの冷蔵、冷凍のS、Mサイズ2種類ずつ4箱と同じ数でサイズにバリエーションが出る。LLサイズは下ごしらえしたものをまとめて一つのバッグに入れておくことができるので、冷蔵庫の隅で使い忘れることもなく、メニューを決めておいてその材料をまとめてストックすればさらに時短に。

保存バッグに食材を入れるときは、できる限り空気を抜いて酸化を抑えるようにする。ボールに水を張って、中に封を開けたバッグを沈めると、水圧で空気が抜けやすくなるのでぜひ試してみて。

◆電子レンジで「シンクロ調理」、すすぎと片づけで「同時進行」

<火の通りにくい食材は“ぬらくるチン”で煮込み時間を半分に>

 キッチンで使うペーパーは大きく分けて「エンボス」と「フェルト」の2タイプがある。パルプの繊維を比較するとフェルトは繊維が立体的に絡みあいしっかりとしているが、エンボスタイプは密に詰まったようになっている。フェルトは空間ができているので、このすき間で水や油を吸収する。同じ枚数を重ねても、エンボスは水を吸収しきれずにどんどん下に水が落ちていくが、フェルトタイプは十分な吸収力で余力を残している。

 フェルトタイプの「リード クッキングペーパー」(4種類・オープン価格)は、厚手で破れにくく、熱や水、油に強いので、水切り、油切り、落としぶた、アク取り、だしこし、根菜の下ゆで、電子レンジでの下ごしらえと幅広く使える。

 火の通りにくい食材は、ぬらしたフェルトタイプのペーパーで食材をくるんでから電子レンジで加熱する「ぬらくるチン」がおすすめ。野菜の内側の水分と包んだペーパーからの水分がいっしょに加熱されるので、野菜の内側と外側にまんべんなく熱が通る。ラップよりもムラなく、ゆでたり、蒸したりするよりも短時間で仕上がる。「ぬらくるチン」で下ごしらえしておけば、煮る時間も半分に短縮できるので、手早い調理が可能となる。

 また余分な水分はペーパーが吸収するので、温野菜サラダにしても水分が出てドレッシングが薄まることもない。レンジ加熱した後の水分の出方を見た実験(水分を青い色素で色付け)でも違いが一目瞭然。

<食器洗いはすすぎと片づけを同時進行>

 食器洗いのすすぎの水は下に置いた食器に使う。洗い桶を使えば4割も節水、時短ができる。食器の置き方で乾く速度は変わるので、置き方を工夫して、すすぐそばから食器を乾かすようにする。今年9月に発売される新製品「チャーミーマジカ 速乾+(プラス)」(オープン価格)は、従来品の水切れ時間600秒以上に対し、30秒と大幅に短縮。モニター調査でも8割の方が実感したという。ふきんをびしょびしょに濡らすことなく、食器の後片づけがサクサクと進む。

 従来のチャーミーマジカと、速乾+のマジカで洗った皿がどれだけ早く乾くかの実験を行った。洗った皿の表面はマイナスに帯電するが、これが水の中のプラスの電荷と引き合って水が切れにくい状態になる。速乾+で洗うと、植物性由来の成分の作用で皿表面のマイナス荷電が弱くなり、水を引き留める力が弱まり水切れがよくなるので早く乾く。わかりやすいように洗った後の皿にアクアビーズを使って実験。アクアビーズは水に張り付く性質があるので、少しでも皿が濡れているとビーズがくっつく。速乾プラスにはほとんどついていないことがよくわかる。

◆調理も食器洗いも家族と「シェア」

 先ほど紹介したLLサイズのリード保存バッグに、切って下ごしらえした材料をまとめて、出して「焼く」「まぜる」「温める」だけのセット袋を作っておけば、帰宅時間が遅くなったときでもピンチヒッターとして家族に調理をしてもらうことができる。

 また、自分で食べたものは自分で片づける習慣をつけたり、食器洗いは洗いとすすぎ、すすぎと片づけが並んでできる作業なので、工程を分担してもらうことで主婦の負担を軽減できる。

【AJの読み】ストレス解消のツールは揃った……あとはやる気だけ

 自分が帰宅してすぐに、塾に行く前の子どもから「腹減った。何か食べるものない?」と毎日聞かされているので、ぱっと、さっとできるテクニックは本当に参考になる。

 クッキングペーパーの使い方は意外と知られていないようで、エンボスタイプと混同して使っている人も多く、サイトを参考にフェルトタイプの「リード クッキングペーパー」を調理や保存に活用して欲しい。「チャーミーマジカ 速乾+」は実際に洗って試してみたが驚きの水切れ。陶器の皿やグラスは置き方を工夫すると3分もあれば、ほんの少しの水を拭う程度で食器棚にしまえる(ただしタッパーウエアやカトラリー類は大きな違いが出ない)。

 キッチン周りのストレス解消につながるツールは出揃った。あとは週末に下ごしらえするやる気があるかどうか。下ごしらえこそ家族と「シェア」してやらせるか。

文/阿部 純子

@DIME編集部

最終更新:8/12(土) 12:10
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