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空港でスロットカー!?アラフォー出張男子のための羽田国際線フライト待ち時間活用術

8/13(日) 8:10配信

@DIME

LCCの台頭から始まる空路の再整備は、つまるところ「単身での海外出張」を活発にさせたという側面がある。

【写真】空港でスロットカー!?アラフォー出張男子のための羽田国際線フライト待ち時間活用術

何しろ、東南アジアまで片道1万円台という価格だ。その上、ASEAN諸国は総じて経済成長の真っ只中である。「空のシルクロード」とはよく言ったもので、今後LCCはビジネスパーソンにとって必須の交通網となるだろう。さらにその影響は、レガシーキャリアのサービス面向上という形でも表れている。

だが、ここで問題が。LCCの便というのは、かなり中途半端な時間にフライトを設定していたりする。「帯に短し襷に長し」という感じの時間帯だから、結局は何時間か空港内で待機しなければならない。

だから世界の各空港は、フライト待ちの人々をいかに満足させるかを思案している。ただ、齢32にして未だ独身の筆者は骨身に染みているが、「男一人が楽しめる空港」というのは意外に少ないような気がする。

■空港でスロットカーレース

空港内の遊戯施設というのは、つまるところファミリー向けのものが多い。

だが、現実問題としてビジネスパーソンの男性、すなわち筆者のようなぼっちの野郎も大勢空港に押し寄せる。別にウケ狙いでそう書いているのではない。先述の通り、ASEAN諸国と日本との経済関係が強固になればなるほど、単身出張者が増えるはずだからだ。

今回この記事では「羽田空港国際ターミナルのアメニティ」を取り上げるが、その視点はあくまでも30~40代男性を仮定している。早い話、アラフォー男子にとってその空港が面白いか否かということだ。

というわけで、まずは羽田国際ターミナルの5階から。

ここでは『TOKYO POP TOWN』という施設が面積の大半を取っていて、ぱっと見は子供向けの玩具コーナーのように映る。確かにその一面もあるが、それだけではない。店舗のひとつである『博品館TOY PARK』をのぞいてみると、何とそこには巨大なスロットカーのコースが。

ミニ四駆ではない。スロットカーである。手元の握把式コントローラーで電力を調整して動かす、あのスロットカーだ。

これは30~40代どころか、50代の男の心にもグッと来るものだ。田宮模型がミニ四駆を発売する以前、ミニカーレーシングといえばもっぱらスロットカーを意味した。ミニ四駆の場合はスイッチを入れたらあとは走りっぱなしだが、スロットカーは自分の裁量で速度を調整できるのだ。カーブを高速で走ると、コースから脱線してしまう。そうならないためのテクニックが求められる。

これは一度凝り出すと、とことんまでハマるものだ。多分、30歳より下の世代はこの操作が斬新に思えるかもしれない。

古き良き90年代以前の世界を知っている男を楽しませるという点で、このスロットカーは非常に得点が高い。

■江戸小路の24時間対応店ならいつでも腹ごしらえ完了

さて、スロットカーで思う存分遊んだら腹が減ってきた。

そんな時は、ターミナル4階に降りてみよう。ここは一面『江戸小路』というフロアになっている。

その名の通り、このフロアのテーマは「江戸」。まるで時代劇のセットのような場所である。とことんまで凝っていて、書店までも江戸テイストだ。

そしてここにある飲食店のいくつかは、24時間営業。深夜に駆け込んでも、きちんと食事を取らせてくれる。グラタン専門店の『神楽坂グラタン食堂 Bon Gout』や恵比寿の最高級焼肉店『焼肉チャンピオン』があるかと思えば、独身男の味方『吉野家』も入居している。

江戸小路はどちらかといえばファミリー層と外国人がターゲット……かとも思ったが、決してそう言い切れるわけではないようだ。たったひとりでやって来たビジネスマンにとっても、かゆいところに手が届くかのような看板のラインナップである。

■とにかく清潔!

そして羽田空港の一番のプラスポイントは、「清潔さ」である。

男性は女性に比べて、不潔への耐性が高いものなのだろうか? いやいや、そんなことはない。ある程度汚れても平気でいられるのは、せいぜい20代まで。三十路を迎えた頃になると、男はますます不潔になるよりもむしろ潔癖になる可能性が高い。

「潔癖」とは、やや過ぎた表現だろうか? だが、男は歳を重ねるに連れて今まで以上に外見や身なりを気にするものだ。それと同時に、感性が繊細になっていく。

だからこそ、羽田空港の清潔さが本当にありがたく感じる。

ただし、羽田空港は土日祝の日中に多くの来場客が詰めかける。海外旅行ではなく、施設のアメニティそのものが目当てのお客さんだ。じつは筆者が羽田へ取材に行った時は、駐車場が90分待ちという状態だった。日時にもよるが、「ひとりで静かに過ごす」ということは難しいかもしれない。

取材・文/澤田真一

@DIME編集部

最終更新:8/13(日) 8:10
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