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ヤフーも「毎日席替え」 フリーアドレス職場のオキテ、こんな人は大迷惑だ!

8/13(日) 17:10配信

NIKKEI STYLE

 働き方改革の一環として、社員の固定席がない「フリーアドレス」を導入する企業が増えている。多様な就労形態に合わせやすく、生産性が向上するなど利点は多いとされる。一方で、同僚と意識的にコミュニケーションを密にする必要があるなど、フリーアドレス職場ならではのルールやマナー、注意点もある。

 ヤフーは2016年10月、東京都千代田区内に新しく建ったビルへの本社移転を機に、社内を原則フリーアドレスにした。端から端まで見渡せる広々としたフロアに、様々な色、形のテーブルや椅子を点々と配置。社員が思い思いの場所で、パソコンに向かったり打ち合わせをしたりしている。

 フリーアドレスといっても、単に席が決まっていないというだけではない。社員がいかにくつろいで、かつ集中して働けるかを目的にしたものが目立つ。カフェのようなスペースや靴を脱いで仕事をする空間を作ったり、しゃれたデザインの机や椅子を並べたり、色使いも実にカラフルだ。社員はどこで働こうと自由。どこにいても、必要ならチャット機能やパソコンの専用ソフトを使い、瞬時に連絡がとれる。

 ヤフー働き方改革推進室長の古藤遼さんは、「フリーアドレスは社員にはおおむね好評だが、改善点も見えてきた」と話す。

 フリーアドレスを導入した企業が一番頭を悩ますのが、一部の社員による席の占有、固定化だ。

■席固定化を回避

 フリーアドレスは、外出や会議などで長時間席を空ける時は、他の人が利用できるよう私物を片づけるのがルール。また、毎日同じ場所に座ったら、事実上、席が固定化して導入の意味がなくなる。どこの職場にもそういう「困った人」が少数ながらいて、他の社員の不満の種になっているようだ。

 そうならないために何が必要か。米系不動産サービス会社CBRE(東京・千代田)のワークプレイスストラテジー・シニアディレクター、金子千夏さんは、「一人ひとりがルールやマナーを守る意識を持つことが重要」と説く。CBREでは、フリーアドレスを導入する企業の社員向けに事前研修を実施している。

 ルールやマナー違反者に直接注意しにくい場合は、定例のグループ会議などの場で、全員にルールを徹底させる形で注意を促すのが効果的。もちろん、自分自身がルール違反者にならないよう気を付ける。

 席についたままでの仮眠も、仕事をしていないのに席を占有していることになるから、ご法度。オフィス内の見晴らしがよく丸見えなので、イメージ的にもよくない。フリーアドレスのオフィスは休憩や仮眠用スペースを設けているところが多い。仮眠は専用スペースを使うのがマナーだ。

 電話も気配りが大切。職種にもよるが、メールでのやり取りが普通になった今は、オフィスで電話は当たり前というのは昔の話。特に電話は声が大きくなりがちなので、周囲の迷惑になる。オフィスによっては電話用スペースを設けているところもある。長電話はちょっと場所を移動するなどするのがマナーだ。

 このように、フリーアドレス職場は従来以上にマナーや気配りが欠かせない。

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最終更新:8/13(日) 17:10
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