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ボルト、左太もも裏の痙攣 同僚は長すぎた40分待機に疑問「ボトル2本分の水飲んだ」

8/13(日) 11:04配信

THE ANSWER

400mリレー決勝で故障…寒すぎる招集場が原因? 同僚怒り「検証と改善が必要だ」

 陸上の世界選手権(ロンドン)は12日に男子400メートルリレー決勝が行われ、今大会を最後に現役引退を表明しているウサイン・ボルトはジャマイカのアンカーを務めたが、レース中に足を痛めて途中棄権。ジャマイカのチームドクターは、人類最速男のリタイアの理由を左太もも裏の痙攣と説明している。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。

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 ラストランはまさかの幕切れだった。ボルトは第4走者としてバトンを受けたが、よもやの故障でコース途中でダウン。コールに突っ伏し、うつむきながら顔を押さえる姿は、陽気なスーパースターのイメージとはあまりに対照的だった。

 直線で加速するはずが、足を引きずり、失速したボルト。その理由は果たして何だったのか。ジャマイカのチームドクター、ケビン・ジョーンズ氏がレース後に口を開いた。

「左ハムストリングの痙攣だった。しかし、大きな痛みはレースに敗れた落胆によるものだ。この3週間は彼にとってハードなものとなった。彼の無事の回復を祈っているよ」

 記事によると、レース中に左太もも裏が痙攣を起こし、棄権を余儀なくされたという。さらに故障はレース前に寒すぎる招集場で40分間、待機させられたことが原因にあるとチームメートは主張している。

レース前、寒すぎた招集場「全く温かさなかった」「長い間、待ちぼうけにされた」

 第2走のジュリアン・フォルテは「ウサインを最高の形で送り出すチームの一員になりたかったんだ。不運にもこんなことになってしまった。これがスポーツというものだ」と落胆する一方で、レース直前のコンディションが重視されなかった主催者側に疑問を呈している。

「彼らはランニングウェア姿のまま我々を信じられないほど、招集場で待たせ続けた。あそこには全くもって温かさというものがなかった。彼らには検証と改善が必要だと思う」

 第3走者のヨアン・ブレイクは「レースは10分遅れでスタートした。我々は40分間待たされた挙句、300メートル歩かされた。これはクレイジーだ」、第1走のオマール・マクロードは「これはバカげている。本当に長い間、待ちぼうけにされた。ボトル2本分の水を飲んだんだ」と怒りを明かした。

 30歳を迎えたベテラン。まして、常夏の国ジャマイカからやってきたスプリンターの最大の敵は、ロンドンの夜の寒さだったのかも知れない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:8/13(日) 11:54
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