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MLSで不可解判定 VAR使用も元ブラジル代表カカがまさかの一発退場

8/13(日) 21:58配信

Football ZONE web

タッチライン際の攻防で両軍の選手が小競り合い、カカは仲裁に入ったが…

 各国のリーグで本格導入が進むビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)制度だが、アメリカMLSで元ブラジル代表MFカカが不可解な判定で退場処分となった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

【動画】カカにまさかのレッドカード…MLSで起きた不可解な「VAR判定」の一部始終

 オーランド・シティとニューヨーク・レッドブルズとの一戦で、タッチライン際の攻防で両チームの選手が小競り合いを起こし、主審は何が起こったのかを確認するためにVARの使用を宣告。モニターの映像でチェックを始めた。

 オーランド・シティとレッドブルズの選手が一人ずつ対立を煽るような振る舞いがあったことが確認されたが、そのレッドブルズの選手をなだめようとしたカカが相手の顔を覆うように手をかけたのを主審は乱暴な行為と判断。最初の二人にそれぞれイエローカードを提示した後に、カカにはレッドカードが提示された。

 カカとレッドブルズのMFオーレリアン・コリンの間に険悪なムードは全くなく、むしろ元チームメイト同士のじゃれ合いのようなものだった。カカだけでなく、相手選手も一緒に「仲の良い者同士の冗談だ」と主審に抗議するという不思議な一幕になったが、判定は覆らなかった。

主審は手を顔に当てた行為を一発退場と判断

 映像を見ても、カカが「乱暴行為」を働いたシーンはないように見えるが、主審は手を顔に当てたというジェスチャーでレッドカードの理由を説明していた。

 確かに小競り合いの場面を映像で振り返り、審判団の見えないところで乱暴な行為を働いた選手を特定するのは、VARの有用な使用法かもしれない。しかし、その場にいた審判団がその空気感を無視して映像に頼るようになってしまえば、今回のようなことが再び起こってしまう可能性もある。VARの在り方について、考えさせられる出来事だった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/13(日) 22:14
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