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難病を抱えたモデルがボディ・イメージ変革に挑戦

8/14(月) 7:00配信

コスモポリタン

シアトル在住のメラニー・ゲイドスさん(28)は、外胚葉異形成症という先天性の難病を持つ異色のモデル。遺伝子の変異により、髪や歯、爪の成長などに影響を受けているのだとか。他の多くのモデルとは異なる容姿を持つ彼女が何を考え、どうやってこれまでの道のりを歩んできたか、コスモポリタン アメリカ版に語ってくれました。

今、注目のファッションモデルは「キャットアイ症候群」

「ファッションウィークに出ていると、私に対する接し方で人々が私をどう思っているかが分かります」とゲイドスさん。「私は自分の見かけで悩んだことなんて、決して、一度もありません。私とは何の関係もないんですから」。インタビューから伺えるゲイドスさんの印象は率直で、大らか。

ゲイドスさんがモデルの仕事を始めたのはニューヨークのプラット・インスティテュートに通っていた頃。美術系の学校に在籍していたことで、あらゆる創作活動をする人々と出会い、あるカメラマンの友達にモデルを頼まれたのだとか。

「私は自分の見かけで悩んだことなんて、決して、一度もありません。」

「その頃、私は学校でたくさんの自画像を描いていたんですけど、彼が私の描き方をすごく気に入ったんです。そして、モデルをしてくれないかとも頼まれました。この経験をした後、自分はもっとモデル業ができると気づいたんです。この外見を持ってるのは私だけ。こういう物の見方や世界観を持っているのは私だけなんです」。

よくあるモデル誕生物語とは異なり、誰かに「見出された」わけではないゲイドスさん。<Craigslist>や<ModelMayhem>などのオンラインサイトを見て、モデルの仕事を探したそう。「<Craigslist>のニューヨーク地区には、かなり様々なカメラマンからの募集が出ていました。今の仕事に飽きて、商業主義の仕事から出たがっている人々にたくさん会いました。彼らは他にはいない、唯一無二の、撮影が楽しくなるような人材を求めていたんです。私は他のモデルとはあまりに違うから、これほどたくさんの仕事をとることができたんです」。

今も事務所に所属することなく、マネージャーもついていないゲイドスさん。「(マネージメント会社の)IMGと、他のいくつかの事務所に声をかけられたことはありますけど、契約には至りませんでした。本当に、タレント事務所を探したいんですけど、ツテがなくて。でも今のところ、自分でかなりうまくやっています!」

どうやらそれは間違いなさそう。<Craigslist>で仕事を見つける一方で、ゲイドスさんは、<i-D><Galore><Love>などのメジャーなアバンギャルド・マガジンに起用されていて、ニューヨークファッションウィークのショーでも何度かランウェイに登場しているほか、映画やショートフィルムにも出演しているのだとか。

もはや不可能なことなんてなさそうなゲイドスさんだけれど、「最初にモデルを始めた頃、1~2年くらいは、私に『まあ、商業撮影は無理だろうね』と言うカメラマンがいたものです。あと、『君がランウェイを歩くことはないよ』とか。私はもう3年ほど、ランウェイを歩いています。ニューヨークファッションウィークにだって出てるんです! 私は何かが出来ないって言われるのが本当にイヤなんです」。

もっとも、その後に否定的な反応をされたことも。「多くの雑誌は私の写真を投稿したり、出版したりすることをためらいました。…きっと他のファッション業界とあまりに違うからでしょうね」とゲイドスさん。「撮影を終えた後でさえ、時に『どうしようか』って感じで。きっと恐くなるんですね」。

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最終更新:8/14(月) 7:00
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