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海外旅行での Discount, please. は逆効果!? 日本人が避けたい3つのおねだり英語

8/14(月) 7:10配信

NIKKEI STYLE

 ひとつの言葉は様々な顔を持っています。日本人の言葉が意図していない意味合いで伝わることもあります。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が使いがちな言葉から「影にある意味」を紹介します。今回は、値下げを要求する場面です。

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 何かを買うのであれば高いよりは安い方がいい。そればビジネスの場面でも私生活でも同じことです。値引きなど、ことお金に関わる話題は上手な表現を使わないと、あからさまな感じがしてしまいます。日本人ならほとんどの人が知っているDiscount, please. は使っていいの?いけないの? とにかく上手に話を進めたいものです。

▲Discount, please.
正しい訳:安くしてください。
影の意味:1円でもいいから安くして。

 海外のお土産物屋さんで誰しもが一度は使ったことのある表現だと思いますが、上品な響きはありません。「何が何でも安くして」の意味。もちろんビジネスに使うことはないと思いますが。

▲I want a discount.
正しい訳:安くしてほしいです。
影の意味:安くしてくれ!

  I want …は「~が欲しい、~をくれ」というニュアンスの直接的な表現です。子供が親に何かをねだるときによく使われる表現です。

▲Aren't you going to give me a discount?
正しい訳:安くはできないでしょうか?
影の意味:え? 安くもしてくれないの? ひどいですね。

 Give me a discountは、私に割引をください、すなわち「値下げしてください」の意味。これも直接的すぎる表現です。日本語の「~できないでしょうか?」という表現は必死さが伝わりますが、英語では否定での問いかけは相手に無用なプレッシャーや押し付けられたような気持を与えます。日本語の語感と英語の語感が時として違うことを意識しましょう。

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最終更新:8/14(月) 7:10
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