ここから本文です

Twitter、動画編集ツール「スナッピーTV」の方針変更か?:新製品でクローズド化するというウワサ

8/14(月) 8:13配信

DIGIDAY[日本版]

Twitterの「スナッピーTV(SnappyTV)」は、テレビネットワークをはじめとするさまざまなパブリッシャーが利用している動画編集ツールだ。彼らはこのツールを使ってテレビ映像を編集し、TwitterやFacebookなどいろいろなプラットフォームで公開している。だが、このスナッピーTVが終わりを迎えつつあるようだ。Twitterはその代わりに、同社が力を入れているメディア企業向け製品「メディアスタジオ(Media Studio)」で新しい動画編集ソフトウェアを提供する予定だという。しかし、一部のパブリッシャーは、この変更によってTwitterのエコシステム以外の場所に動画を投稿できなくなると懸念している。

TwitterがスナッピーTVを買収したのは2014年のことだ。スナッピーTVは、パブリッシャーがライブ番組やリニア放送の映像をすばやく編集して、ソーシャルネットワークや自社サイトで公開できる技術を提供していた企業だ。情報筋によると、スナッピーTVを買収したTwitterは、この製品を利用するテレビネットワークの数をできるだけ増やしたいと考え、この製品を無料にしたという。唯一の制限は、まずTwitterでテレビ映像を公開してからでないと、ほかの場所で公開できないことだけだった。

情報筋によれば、Twitterはこの数週間、少数のテレビ局やそのほかのユーザーに対してスナッピーTVを「終わり」にする計画を伝えており、今年限りで終了になる可能性が高いという。新しいスナッピーTV風の製品は、スナッピーTVの改良版になるといわれている。

Twitterの計画

スナッピーTVのユーザーらは、新しいバージョンのツールでは、同じ動画クリップをTwitter以外の場所で公開する機能が廃止されるだろうと懸念を示した。具体的には、FacebookとYouTube、それにブライトコーブ(BrightCove)、ウーヤラ(Ooyala)、カルトゥーラ(Kaltura)などのベンダーが手がける動画プラットフォームで公開できなくなるだろう。

その兆候はすでに現れている。あるデジタルパブリッシャーによれば、スナッピーTVでは、サードパーティ製の動画プレーヤーへの直接アップロードは今後サポートされないようだ。

とはいえ、Twitterの計画はまだ準備段階だ。したがって、新しい動画編集ツールでさまざまなプラットフォームに動画を公開できるかどうかは未定だと、Twitterのある情報筋は語っている。Twitterの狙いは、動画編集機能をひとつのシステムにシームレスに統合し、同社のあらゆる動画ツールをメディアスタジオというひとつの場所で提供できるようにすることだと、この情報筋は説明した。これには、ライブ配信ツールやほかのパブリッシングツールも含まれる。ただし、Twitterはこの件について正式なコメントを発表していない。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

DIGIDAY[日本版]

株式会社メディアジーン

デジタルマーケティング戦略情報に特化した
USブログメディア「DIGIDAY」の日本版。
国内外の最新情報を独自視点でお届けします。