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「子どもは基本ツッコミ」――子どもが苦手な大人必読! 小島よしおが年間100本以上の子ども向けライブで知ったコミュニケーション術

8/14(月) 12:00配信

ダ・ヴィンチニュース

「そんなの関係ねえ」「おっぱっぴー」などのギャグと、海パンにムキムキの筋肉というインパクト十分な風貌で、2007年に大ブレイクしたお笑い芸人・小島よしお。現在はテレビ出演が減ったことから「一発屋」扱いされることも多くなったが、毎週のように子ども向けお笑いライブをこなし、ファミリー層からは根強い支持を得ている。子どもとの関わりはもはや小島のライフワークと化しているといってもいい。

 年100回以上のお笑いライブを通して小島が悟った子どもとの向き合い方を本にしたのが『キッズのココロわしづかみ術』(主婦と生活社)だ。子どものいる読者はもちろん、子どもと接する仕事をしていたり、どうにも子どもが苦手だったりする人も読みこんでみてほしい。子どもの考えが理解でき、大人としてどう振る舞うべきかが分かるからだ。

 仕事が安定していた30歳ごろから、小島は「自分には芸人として秀でたものがない」と悩んでいた。5年後、10年後にもお笑いを続けていくため、力を入れ始めたのが子ども向けお笑いライブだったのである。しかし、最初のうちは動員がふるわず、子どもの楽しませ方を試行錯誤する日々だった。ライブが評判になり、大盛況を呼んでいる現在でも小島は新鮮な気持ちでステージに上がっているという。決して段取りに慣れてしまわず、一回一回の公演を大切にしているからこそ、小島は子どもの心を「わしづかみ」にする方法を見つけていく。

 たとえば、「恥ずかしさを捨てよう!」と小島は世のお父さんたちに提案する。子ども向けライブでは「ごぼうのうた」というオリジナル曲を子どもと一緒に歌うのが定番となっている。「栄養価の高いごぼうを食べられるようになってもらいたい」との思いから作られた曲なので、お笑いの要素はあまりなく、歌詞はストレートにごぼうを称えるだけ。芸人仲間からは「俺にはできない」とまで言われていた。しかし、小島はいつでも自分から「ごぼうのうた」を全力で歌うようにしている。そうすることで子どもも恥ずかしさを捨て、心を開いてくれるからだ。

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