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慶応進学の「芦田愛菜」驚異の読書量 年間300冊

8/23(水) 5:58配信

デイリー新潮

〈良書を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話を交わすようなものである〉とは哲学者・デカルトの言だが、さしずめ芦田愛菜ちゃんは13歳にして、年に300人の賢人と話をしているようなものか。彼女が通う慶応義塾中等部も今は夏休み。さて、その読書リストとは。

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 この春、慶応義塾中等部に進学した愛菜ちゃんが、難関校に受かった理由のひとつに、驚異の読書量があるという。精神科医で受験指導にも長年の経験がある和田秀樹氏によると、

「彼女が合格した慶応中等部は受験で国語を重視している。子役を演じることで大人の世界を理解し、大変な読書家でもある彼女には、すでに深い文章読解能力が身についていたはずです」

 その愛菜ちゃん、どれぐらいの量を読むのかというと、すでに小学生の時に月間60冊を読破したこともあるというから驚きだ。中学生になってからはマンドリンクラブと化学研究会を掛け持ちしていることもあってペースダウンしたというが、それでも年間300冊は下らない。

 芸能記者が言う。

「彼女の本好きは、銀行に勤めている父親の影響が大きい。物心がついた頃から本を手に取るように仕向け、例えば“江戸川乱歩が面白かった!”と感想を話すと“じゃあアガサ・クリスティを読んでみる?”と勧められる。すると、今度はポアロ探偵のシリーズにはまるわけです」

常識を疑う本を

 将来は病理医になりたいと話したこともある愛菜ちゃんだが、最近は小説家にも興味を示している。

 6月9日に放送された「ぴったんこカン・カン」(TBS系)では、売れっ子作家にして芸人の又吉直樹に、こんな話をしている。

〈本を読むだけじゃなくて書いてみようかとも思うんですけど、起承転結の“転”が思い浮かばなくて、“起承承結”になってしまうんです〉

 高度な悩みを持ち掛けられた又吉、

〈質問がもう作家さんの……〉

 と絶句するしかなかったほど。その愛菜ちゃんが好きな本として挙げるのが、乙武洋匡の『五体不満足』(講談社)や赤川次郎の『セーラー服と機関銃』(主婦と生活社)といったものから、最近は『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(講談社)という難解なものも。

 このリストを見て、折角の夏休みだから読んでもらいたい本がある、と言うのは先の和田氏だ。

「愛菜ちゃんに読んでほしいのは、常識を疑う本です。たとえば養老孟司さんの『バカの壁』(新潮社)は疑うことの重要性を教えてくれる。また、私が書いた『受験学力』(集英社)も是非読んでもらいたい。愛菜ちゃんは難関校の受験を経験したわけですが、その中にこそ、人生で効率よく成果を上げるメソッドが潜んでいるという内容です」

 今年読む300冊の夏のリストに如何だろうか。

「週刊新潮」2017年8月17・24日夏季特大号 掲載

新潮社

最終更新:8/23(水) 11:50
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