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“ゲス不倫”がブーメランした山尾志桜里議員 文春砲に狙われた理由とは?〈dot.〉

9/7(木) 7:00配信

AERA dot.

 「民進党幹事長」内定が一転し、”文春砲”により、役職なしの蟄居の身となった山尾志桜里・元政調会長(43)。

 7日発売の週刊文春で計8ページにわたって、テレビのコメンテーターとしても有名な9歳年下の弁護士とのW不倫疑惑を報じられた。民進党幹部がこういう。

「山尾さんの疑惑が週刊誌で報じられそうだとわかったのは4日かな。山尾さんが不倫疑惑を強く否定したので、前原(誠司・民進党新代表)さんはギリギリまで迷っていたが、5日の両議院総会前には役職から外すと決断した。6日に文春の記事を読んだけど、写真まで撮られていたね。ギリギリでセーフでしたよ。代表代行など役職につけていたら、目も当てられなかった」

 前原新代表が誕生した直後から「山尾幹事長」という人事案が飛び交う最中の不倫スキャンダルだけにさまざまな憶測を呼んだ。

「山尾幹事長となっていたら、民進党が勢いを取り戻す危険性があった。山尾さんは国会で待機児童問題などで安倍(晋三)首相を言い負かし、注目された。ひと寄せパンダだった蓮舫さんと違い、検事出身だけに頭が切れるから手ごわい存在だった。スキャンダルでつぶれて助かったよね」(自民党国対幹部)

 自民党が山尾氏を徹底マークし、潰そうとしたのではないかという噂も永田町で飛び交った。政治ジャーナリストがこういう。

「山尾さんのお相手と報じられたのは、メディアで安倍政権の憲法改正、共謀罪、安保法案に反対の論陣を張っていた倉持麟太郎弁護士。山尾さんの主張もほぼ同じだったので、2人は嵌められたのはないか」

 だが、その一方で足元の民進党内でも反発が強く、「自業自得」と突き放す声もある。

「前原さんは山尾さんにこだわっていたが、当選2回生に選挙を仕切る幹事長が務まるワケない。男ならどんなに人気者でも実力者でも2回生で幹事長とは絶対ならない。嫉妬も交じり、党内で反発がすごく強かった。大事な時にあんな行動をとるなんて軽率過ぎる。山尾さんは『保育園落ちた 日本死ね』という匿名ブログを国会で取り上げ、時の人となり、政調会長に抜擢されたが、本人のためにならなかったんじゃないか。次の選挙では女性票が逃げるでしょうが、自業自得です」(別の民進党幹部)

自民党で過去 、”ゲス不倫民”が発覚した議員らが離党していることから、民進党内では山尾氏の離党を求める声が強まり、7日午後8時過ぎ、離党届を提出した。

 小学生の頃、オーディションを勝ち抜き、ミュージカル『アニー』の主演を務め、名門の東京学芸大附属・中学、高校を卒業後、東大法学部に進学。02年に司法試験に合格し、検事となった後、政治家へ転身した。東大の同級生である夫との間に子供もおり、民進党のホープと国会で脚光を浴びたが、大きな挫折が待ち受けていた。 (AERA dot.編集部)

最終更新:9/8(金) 16:04
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