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若い女性の間で「文通」がブーム!? 青少年ペンフレンドクラブが1年半で2000人会員増のなぜ

9/6(水) 8:50配信

週刊SPA!

 短文ならLINEで、長文ならメールで即座に要件や自分の気持ちを伝えられる現代。一方、文通が若い女性の間でブームだという。

「青少年ペンフレンドクラブ(略称:PFC)」を運営する、日本郵便によると、’16年始めに6973人だった会員数は、’17年8月1日時点では、9112人にまで増加しているそうだ。

「今でも平均毎月約200名の申し込みを受け付けています」(日本郵便)

 学校で顧問教師の指導のもと、教育活動の一環、またクラブ・部活動、同好会などの形で入会する生徒も多いため、年齢構成比は10代までが28%と最も高く、男女比の方は83%で女性だ。

 ちなみに入会すると、会員情報誌「レターパーク」が毎月、手元に届く。「ペンパル紹介」ページに掲載された人と文通をしたい場合(国内文通のケース)は、「ペンパル紹介申込書」に加え、掲載者に送る「自己紹介の手紙」をPFC事務局に郵送、そこから相手に転送してもらう。Facebook上で瞬時に友達になれることを考えれば、どこまでもアナログな手段といえよう。

「SNS等リアルタイムに回答しなければならないコミュニケーションに疲れた方々が、肉筆の手紙に癒しを求めて、文通に回帰しているのかもしれません」

 実際に文通が趣味だという20代女性は文通の魅力をこう語る。

「韓流アイドルが好きな仲間たちと定期的に文通しています。趣向を凝らした手作りのアイドル便箋に綴られた思い。電子メールやSNSではわからない、アイドルに対する思い入れが伝わってきます」

 トレーディングカードを交換し合うのにも文通は便利だそうだ。

「たいてい、SNSで仲良くなってから住所を聞いて、手紙の交換が始まります」

 きっかけはSNSだが、仲良くなると文通へ移行するのがセオリーだという。デジタルに始まり、アナログで終わる。現代の文通はハイブリッドな通信手段として、変化を遂げていたのだ。

 週刊SPA!9月12日号「20代[アナログ復権現象]を追う」では、デジタル時代だからこそ生まれた、若者によるアナログ回帰現象をさまざまな分野でリポートしている。

<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>

日刊SPA!

最終更新:9/6(水) 8:50
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