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独首相がサッカー界に苦言! 移籍金高騰の“ネイマール・インフレ”に「誰も理解できない」

9/10(日) 19:50配信

Football ZONE web

今夏、ネイマールが史上最高額、ムバッペは歴代2番目の金額で移籍

 近年のサッカー界は青天井のごとく移籍金が高騰し続けているが、ついに政界からも批判の声が届いている。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は「サッカー界の移籍金の上昇を批判的に見ている」と立場を明らかにし、規制が必要と主張しているという。ドイツ紙「ミッテルバイエリシェ・ツァイトゥング」で語っている。

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 今夏、サッカー界では大型移籍が相次いだ。バルセロナからパリ・サンジェルマンにブラジル代表FWネイマールが移籍し、その額はフットボール史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)として大きな注目を集めた。

 さらにフランス代表FWキリアン・ムバッペは、移籍市場最終日となる8月31日にモナコからPSGへ1年間の期限付き移籍が決定。1億8000万ユーロ(約236億円)の買い取りオプションが付帯し、これはネイマールに次ぐ歴代2番目の金額となってる。

 世界的ビッグネームが毎年のように史上最高額を塗り替える状況が続いているなか、政界から批判的な声を上げたのがドイツのメルケル首相だった。「多くの人がそうであるよう、私はサッカー界の移籍金の上昇を批判的に見ている」と苦言を呈し、「誰もそのような金額を理解することはできない」との見解を示した。さらに、今後の展望についても言及している。

独首相が提示した改善策とは?

 メルケル首相は、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)が協力し、サッカー市場のバランスを保つためにルールを再整備すべきだと主張。改善策を提示した一方、「そうしなければ、移籍金はますます高騰していくだろう」と警鐘を鳴らしている。

 2016年夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフランス代表MFポール・ポグバは、当時フットボール史上最高額の移籍金8930万ポンド(約131億円)で移籍し、大きな衝撃を与えた。ところがそのわずか1年後、ブラジル人ストライカーが倍以上となる2億2200万ユーロで史上最高額の記録を簡単に塗り替えた。“ネイマール・インフレ”の影響もあり、一流選手らの移籍金は軒並み上昇傾向にある。

 そうした状況にドイツのメルケル首相も声を上げる形となったが、サッカー界で起きている空前絶後の高騰はいつまで続くのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/10(日) 19:50
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