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家計再生のプロだって “欲望に弱い”。カードは「使わない」ではなく「持たない」

2017/9/12(火) 18:00配信

BEST TIMES

多くの依頼者の家計スリムアップを成功させてきた家計再生コンサルタントの横山光昭先生に教わる貯金とダイエットの深い関係。前回は、貯金とダイエットの成功には「自分をいかにコントロールできるかが鍵」という共通点があることがわかりました。では、この2つを挫折しないで続ける方法とは? 

◆「食べたい」「買いたい」というのは当然の欲求

  家計再生コンサルタントという職業をしていますが、じつは僕自身はカードとかを持ったら絶対にダメなタイプです。よく食べるし、よく飲むし、酔ったらカードを切っちゃう……。だから、僕はクレジットカードを「持たない」と決めています。基本的に現金払い。あとは、ブランドデビットカードだけです。どうしても貯金ができない人は、そうやって強行手段に出るのもひとつの手でしょう。ポイントはカードを「使わない」ではなく、「持たない」ことです。

 前回【やっぱり!  「やせられない人はお金も貯まらない」家計再生のカリスマも認めた真理】お話したように、自分をコントロールする、節制するというのは非常に重要です。ただ、人間ですから自分に厳しいだけではいつか限界がきてしまいます。ストレスをうまく回避できないと、体の調子も悪くなり、ガマンしすぎて爆発してしまうかもしれません。

 自分が「弱いこと」を正直に認めてしまっていいのです。「食べたい」「買いたい」という気持ちを持つのは、人間として当然の欲求ですから。もし節制が大きなストレスとなっているようでしたら、自分が弱い人間であることを否定せず、素直に認めてしまっていいのです。

◆自分の欲望も計画に組み込んでマネジメントせよ

 ダイエットは、「食べない」「ひたすらガマン」といったような極端なやり方を続けていると反動がくることは皆さんもご存知でしょう。まさしく「リバウンド」という言葉がありますね。当然貯金にも同じことが当てはまります。「できることから少しずつやっていこう」というゆるい気持ちのほうが、細く長く続き、挫折しない。

 ただし、単に自分のやりたいように生きるのではマネジメントになりません。たとえば、「自分は食べることが好き」ということは認め、週末に好きなものを食べると決める。それを楽しみに、差し引きで考えて、「じゃあ平日は少し食べる量を抑えてみよう」といったように日々を計画的に過ごしてみましょう。

 衝動的に「今日は肉の気分だぜ!  ステーキだ!」とカロリーの高いランチを食べてしまったりすると、どうしてもマネジメントしにくくなってしまう。そうではなくて、前もって「今度の土曜日は美味しいと評判のあのステーキ屋に行ってみよう」などと最初から自分の欲望も計画のなかに組み込んでしまうのがコツです。

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最終更新:2017/10/2(月) 12:36
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