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バロック2~7月期は営業赤字 通期業績予想を下方修正

9/14(木) 22:31配信

WWD JAPAN.com

 バロックジャパンリミテッドの2017年2~7月期の連結決算は、売上高が前年同期比5.2%減の306億円、営業損益が2億6200万円の赤字(前年同期は20億円の黒字)、経常損益が3億7700万円の赤字(同18億円の黒字)で、純損益が5億2000万円の赤字(同12億円の黒字)だった。

 国内事業では、売上高が同7.6%減の274億円。「マウジー(MOUSSY)」と「エンフォルド(ENFOLD)」が好調に推移するも、国内売上高の5割強を占めるSC系ブランドの客数減やチャネル別の商品力不足で苦戦し、既存店売上高が同11.1%減で終わった。春にリブランディングしたSC向けの「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」は、自社企画で開発したトレンド商品を増やし、客単価アップを狙ったが低価格志向の顧客の購買につながらず、客数を約2割減らした。「ロデオクラウンズ(RODEO CROWNS)」は、出店先をもともとのファッションビル・駅ビルにシフトしたが、商品企画がSC向けのままで売り上げ効率悪化につながった。さらに、自社ECサイト「シェルター(SHEL’TTER)」のシステム移管の遅延とサーバー不安定の影響で、一時客数が大幅に減少していた。

 一方で海外事業については、前年に続き、「マウジー」と「スライ(SLY)」の新規出店を加速し、7月には中国本土で200店舗達成。今後も年間60店舗程度の新規出店を継続する。なお、昨年9月に「マウジー」と「エンフォルド」をNYに出店し、卸先も増やしてきたアメリカ事業は赤字に。国産デニムなど海外向け商品の投入で、卸先が全土で100件以上になり、秋からはバーニーズ ニューヨーク(BARNEY’S NEW YORK)での取り扱いも決まった。

 この結果を受け、国内事業の業績回復や海外事業の利益貢献を見込むものの、上期業績のマイナスを補完できないことから、18年1月期の連結業績予想を下方修正した。売上高が688億円(従来予想に比べて73億円減)、営業利益が34億円(同28億円減)、経常利益が36億円(同29億円減)、純利益が22億円(同22億円減)としている。なお、年間配当予想は1株あたり38円をキープする。

最終更新:9/15(金) 15:43
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