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ミラン黄金期の“天才10番”がスペイン代表FWを後継者に指名 「彼はまるで私のようだ」

9/16(土) 12:40配信

Football ZONE web

サビチェビッチ氏が昨季ブレイクしたスソのプレーを絶賛

 ACミランは今季2億ユーロ(約264億円)以上の強化費を投じて、戦力を大幅に刷新した。欧州屈指の強豪復活への第一歩を踏み出したミランで、かつて「ジェニオ(天才)」と呼ばれた伝説の背番号10が、自身の後継者として昨季FW本田圭佑(パチューカ)とポジションを争った新鋭レフティーを指名している。

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 今季リーグ開幕から3試合を終えて2勝1敗、UEFAヨーロッパリーグ(EL)初戦ではオーストリア・ウィーンに5-1で快勝と順調な滑り出しを見せている新生ミランについて、かつて背番号10を背負った元ユーゴスラビア代表FWデヤン・サビチェビッチ氏は温かい視線を送っている。15日に51歳の誕生日を迎えた天才レフティーは、ミランの公式番組「ミランチャンネル」に登場した。

「私は近年のリーグ戦をさほど見ていなかったんだ。結果やゴールは見ていた。だが、ミランの試合を細かく比較するほどの材料はない。ミランは(監督の)モンテッラに、新しいものを築く時間を与える必要がある」

 赤字経営によって、格安補強路線を突き進まざるを得なかったシルビオ・ベルルスコーニ前会長時代の終盤、ミランは欧州カップ戦出場権にすら手が届かない状況に陥っていた。本拠地のサポーターからブーイングが浴びせられる古巣の姿を見るのは、黄金時代を知るOBにとっては耐え難いことだったのかもしれない。

 そして今季、復権への道を歩むミランには自身の後継者と呼ぶべきタレントが成長してきたという。

「クオリティーを最大限に持った選手だ」

「スソは昨日の夜、最高のゴールを決めた。彼はまるで私のようだ。偉大なシュート力を持っている。アシストも生み出し、シュート機会も創出できる。彼は次から次へとチャンスを生み出す。そのクオリティーを最大限に持った選手なんだ」

 サビチェビッチ氏はスペイン代表にも選出されたミランのレフティー、スソを称賛した。23歳の若武者は、今季セリエAで3試合2得点2アシスト。14日のEL敵地オーストリア・ウィーン戦では、後半18分に強烈なミドルシュートを沈めていた。

 サビチェビッチ氏は同じレフティーであるスソに、現役時代に変幻自在のプレーでサン・シーロを沸かせた自身の姿を重ねていた。スソはリバプールから2015年1月に加入したが、当初はセリエAの水に馴染めず辛酸を嘗めた。

 本田との右ウイングのポジション争いで勝てず、16年1月にはジェノアへ半年間の期限付き移籍。そこで6ゴールを挙げる活躍を見せて、昨季モンテッラ監督からエースに指名された。ミランの決定機のほとんどを創出するほどの大活躍で、スペイン代表の座も手に入れた。

かつて本田のライバルと呼ばれた男は、新生ミランのエースというお墨付きを、偉大なレジェンドから受けることになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/16(土) 13:50
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