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10年で3000万円貯めた「脱力系ミニマリスト」が指南するお金の貯まる節約術

9/17(日) 9:30配信

@DIME

自宅のものを極限まで減らして生活する人を意味する「ミニマリスト」という言葉が、ちょっと前に流行した。当初は「変わり者のライフスタイル」と見る向きもあったが、今では市民権を得て、「プチミニマリスト」になった人も多いと聞く。

【写真】10年で3000万円貯めた「脱力系ミニマリスト」が指南するお金の貯まる節約術

子育てや震災をきっかけに、ミニマリストデビューをはたした森秋子氏も、そのひとり。ブログ『ミニマリストになりたい秋子のブログ』は、月間150万人が閲覧する人気ブログになり、著書『脱力系ミニマリスト生活』(KADOKAWA)も刊行されるなど、多くの人の共感を得ている。

ミニマリスト生活の原動力のひとつが、「貯金と自由時間を増やしたい」という欲望。実際、生活がミニマルになるごとに、どんどん貯金が溜まりだし、家事の時間も劇的に減ったという。

なんと現在貯金は3000万円。「モノを持たない」ということは、お財布にも効果的なのだ。

今回は秋子氏に、『@DIME』の多くの読者が関心をもっている、(日々のこまごまとした節約ではなく、根本からお金を使わなくなれる)ミニマリスト的な節約術をいくつか教えていただいた。

●「カウントしない買い物」を減らす

秋子氏によると、「『カウントしない買い物』に気をつけるべきです。特にたいていのものが揃っているショッピングモールでは要注意」。

『カウントしない買い物』とは、とても安くて、買ったうちに入らないと考えてしまう、『必需品ではないけれど買いやすいもの』。特に100円ショップや、買いやすいファストファッションなどは要注意。便利グッズやプラスチック製の小物、なんとなく買ってしまう缶コーヒーやコンビニのスナックなどもなども、これにあたる。

「『カウントしない買い物』をする習慣が身につくと、買うことに関して無感覚になって、出費が増える原因になります」

こういう形での無駄づかいを避けるには、「なんとなく」お店に入らないのが、一番簡単でストレスにならない方法だとも。

「お店はPOPや商品の並べ方など、欲望を刺激する技術が集約されている場所です。一旦に入ってしまうと、買わないために強い意志が必要になります。『そもそも入らない』だけで、無駄なストレスが減ります。やめてみると、意外に『買い物』自体に疲弊していたことに気付けますよ」

●週に1日は「0円の日」にする

お店に入らないといっても、ダイエットと同じで、買うことを我慢し続けていると、ストレスからリバウンド買いして元の木阿弥になってしまう。こうならないためには、「0円の日」をもうけるのがよいという。

「私は週に1日はお店に入らない、お金を全く使わない日を意識して作っています。食料品も雑貨も服も日用品も、何も買わない、お店に入らない『0円の日です』」

毎日、なにかしら買い物をする人にとってはハードルが高そうだが、家にあるものでやりくりする「生活スキル」が磨かれ、貯金の増加にもつながるという。

●「エア爆買い」で買い物欲求をなだめる

「買いたい!」欲求に劇的に効くのが、「エア爆買い」だという。

方法は簡単。ネット通販サイトを開き、欲しいと思ったものを次々とカートに入れてゆくだけ。ただし、中途半端では意味がないので、徹底的に欲望のままに何でも入れるのが大切。高級なPCでも、車でも、船でも、島だってカートに入れてしまう。

これを飽きるまで続ける。30分で飽きる人もいれば、1時間くらい楽しめる人もいるだろう。とことんまで爆買いし続ける。

しばらく続けていると、だんだん飽きて疲れてくるから、カートの中身を眺めてみよう。「こんなにたくさんの品物、見ているだけで疲れるな」とか「たくさん買い物ができたところで、所詮こんなものか」といった、意外な感情に気付くはず。そして、何も買わずサイトを閉じる。

「エア爆買い」は、満足度が非常に高く、かつ買い物欲求をなだめる特効薬になる。

「エア爆買いをしてみると、買い物は買った時より、欲しいものを探している過程が楽しいことがわかります。買ってみると、その瞬間から色あせていらなくなってしまうものも多いものです」

●冷蔵庫は小さめに

秋子氏は現在3人家族だが、一人暮らしの時に使っていた122リットルのやや小型の冷蔵庫を使っているという。ファミリーサイズの大きな冷蔵庫だと、奥に入れた食材が賞味期限を過ぎるまで放置されたり、多すぎる分量を買ってしまったりと、無駄(お金、食材ともに)につながりやすいというのが、その理由。

「お店は私の大きな冷蔵庫と考えています。近くにお店がない家に住んでいるなら話は別ですが、近所にお店があるなら、無理してまとめ買いするよりも、食べる分だけ買うほうが食材の循環もよく、新鮮で美味しいうちに食べきることができます」

古い冷蔵庫を買い替える際は、とかく大型の冷蔵庫を検討しがちだが、食材の買い物が抑えられ、掃除が簡単に済む、小さめの冷蔵庫を選ぶ逆の発想をしてみては、と秋子氏はすすめる。

秋子氏の目指すミニマリズムは、徹底的にものを減らしたガランとした住まいではなく、割と自分の欲望に忠実な「脱力系」だ。こうしたやり方で、着実に貯金は増え、ぐんぐんと幸せに近づいているそうで、学ぶべき点は多い。「自分も脱力系ミニマリストをやってみようかな」と興味がわいたら、著書を一読するとよいだろう。

協力/森秋子

文/鈴木拓也

@DIME編集部

最終更新:9/17(日) 9:30
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