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加速するZ世代への社会貢献教育、社会変革の担い手へ

9/19(火) 11:29配信

オルタナ

企業やNPOによるZ世代を対象とした社会貢献教育が増えている。Z世代とは、1996年以降に生まれた世代を指し、米国では一つ上のミレニアル世代(1981年~1995年生まれ)より社会性が高いとされている。常時インターネットに接続しながら育ってきたZ世代の柔軟性と多様性を伸ばし、社会変革の担い手に育てる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

中高生へ教育プログラムを提供している教育と探求社(東京・千代田)はこのほど、宮崎県宮崎市で社会的課題の解決方法を教えるサマースクールを開いた。参加したのはZ世代(1996年以降の生まれ)にあたる県内の高校生ら19人。4チームに分かれて事業プランをプレゼンし、児童虐待を防止するアプリを考案したチームが優勝した。

同講座の名称は、「ソーシャルチェンジin MIYAZAKI」。宮崎県児湯郡新富町で地域づくりを行なっている一般財団法人こゆ地域づくり推進機構と組んで開催した。

当日は、「困っている人を笑顔にするにはどうしたらよいのか」という課題に対して、ターゲットを設定して解決策を考えた。優勝したチームは、児童虐待を防止するアプリを発表した。

同アプリでは、公民館などと連携して、母親の悩みごとを聞けるようにした。虐待をする母親も何らかの悩みを抱えていると考え、その悩みが発生する社会構造の解決を目指した。

AIなどのテクノロジーの発達で、今後10年以内には今ある職業の半分以上がなくなるといわれている。そうしたなかで、他者と共創して生き抜く力が必須になると考え、同講座を企画した。参加者は社会的課題で悩む当事者の立場を想像し、解決策をチームで考え合う。

教育と探求社の羽生真理子氏は、「Z世代はとても柔らかな感性と深い知性を持っている」とし、「いつでも、どこにいてもネットから情報を取り出せる時代なので、何が必要なのかを把握していることと、その情報で新たに何かを生み出す力が重要になる」と話す。

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最終更新:9/19(火) 11:29
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