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圧倒的強さでリーグVを飾ったソフトバンク。特に貢献度が高かった5人

9/19(火) 10:00配信

ベースボールチャンネル

圧倒的な戦力層でシーズンを戦い抜き2季ぶりの栄冠掴む

 9月16日の埼玉西武ライオンズ戦で、2年ぶり18回目となるリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス。東浜巨・嘉弥真新也・石川柊太・上林誠知・甲斐拓也など若手選手の台頭・躍進があった一方で今季は主力の故障が多く、和田毅・武田翔太・内川聖一は長期離脱、千賀滉大や五十嵐亮太、デスパイネも故障で一時期離脱するなど、故障者が多発する苦しいシーズンともなっていた。

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 夏場には先発陣が不調に陥り、特に中継ぎ陣への負担が激増している時期もあったが、非常に厚い戦力層でその穴をカバーし、見事にチームを2季ぶりのリーグ制覇に導いた。今回は、ソフトバンクの優勝に際して特に貢献度が高かった5名を紹介する。

デニス・サファテ
今季成績(9月18日現在)
63試合 63回 2勝2敗3ホールド51セーブ 99奪三振 10四球 防御率1.14 Whip0.70

 今年のソフトバンクといえば何と言ってもこの人。今季は開幕から森唯斗・岩嵜翔、シーズン途中から嘉弥真新也とリバン・モイネロも加えて勝ち継投を担い、守護神として試合を締め続け前人未踏の50セーブも達成した。また、既に今季のセーブ王のタイトルを確定させている。

 球界屈指の直球、カーブやスプリットなどの変化球を駆使した投球術を持ち味としており、奪三振率は14.14と驚異的な数値を記録している。そのため、9回にサファテが登板した際には相手ファンのスタンドから悲鳴が沸き起こるほどだ。

 8月9日のロッテ戦から9月14日のオリックス戦までは17試合連続セーブ成功を記録。16日の西武戦ではセーブ機会ではなかったが、胴上げ投手という選択肢を取り登板。記録は途切れることとなったが、サファテの「フォア・ザ・チーム」の精神が大きく見えたシーンであった。

今季大躍進を遂げた鷹の新エース

東浜巨
今季成績(9月18日現在)
23試合 155回 16勝4敗 136奪三振 42四球 防御率2.67 Whip1.12

 今季のソフトバンクのエースといえばこの人。開幕直後は先発5番手という位置づけだったが、エースの和田毅が左ひじの不調で離脱、武田も右肩炎症で長期離脱、千賀も背中の張りなどで度々離脱。一時期は中継ぎだった石川柊太が先発に回るほど先発陣が不足している時期があったが、東浜は一度も離脱することなくローテーションを守り続けた。

 そして、シーズン途中からはエースとしての信頼を掴み取り、チームを牽引し続けた。

 2012年のドラフト1位でソフトバンクに入団し、昨季は9勝6敗とようやく1軍で結果を残すことができたが、今季は制球力や球威、得意のシンカーなど変化球の精度がより一層向上。

 リーグ優勝を決めた9月16日の西武戦でも直球で押す投球が冴え6回1失点の好投でチームを勝利へ導き、リーグ優勝を決める大事な一戦で嬉しい白星を掴んだ。

 9月18日現在、リーグ最多の16勝をマークしており、自身初のタイトルとなる最多勝への期待も高まっている。

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