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「無印良品」の3~8月期2ケタ増 国内衣料・雑貨が15%増

10/4(水) 22:30配信

WWD JAPAN.com

 良品計画の2017年3~8月期決算は、売上高に相当する営業収益が前年同期比13.2%増の1829億円、本業のもうけを示す営業利益が同6.9%増の211億円だった。営業利益は、上期としては6期連続で最高益を更新した。国内事業の売上高は同11.0%増の1174億円で、衣服・雑貨では同14.9%増だった。春先から実施している200品目の値下げなどが客数増に結び付いた。

 松﨑暁・社長は、「衣服・雑貨に加え、ヘルス&ビューティやステーショナリーなどの日用品、“豆から挽けるコーヒーメーカー”が爆発的にヒットしたエレクトロニクスのカテゴリーが好調で、各部門で2ケタ成長した。全体で大物商品よりも小物商品がけん引しているが、ウェブ購入比率が高いファニチャーを伸ばすためにも、来年の2月をめどにECサイトのリニューアルを行う。購入までのクリック数を半分にし、コンバージョン率を向上させ、商品も単品だけではなくコーディネートや他の商品と比較購入ができるように見せ方を変える。さらに、来店される半数のお客さまが会員のスマートフォンアプリ『ムジパスポート』で直接商品を購入できるシステムを導入し、ECの伸び率を15%まで高めたい」と話す。

 海外事業においては、アジア圏では中国を中心に新規出店を重ねたことに加え既存店も堅調に推移したが、欧米の一部地域で売り上げが低迷。前年同期は大幅な円安時に調達した商品を中心に販売して売買差益率が上がったが、今期は実勢の為替レートによる調達コストでの商品販売となったため前年同期に対して原価率が上昇し、営業利益を押し下げる結果となった。「海外事業は一部のリストラエリアを除くと2ケタ増収と堅調だ。引き続き、海外事業は積極的に拡大していく」とコメント。東アジアを中心にした海外での出店ペースをあげており、上期では店舗数が国外が国内を上回った。今後、海外店舗では、1000平方メートルを超える大型化を進める方針だ。

 好調を受けて、18年2月期の連結業績予想を上方修正した。修正後は営業収益が3778億円(従来予想は3739億円)、営業利益が426億円(同423億円)、経常利益が428億円(同425億円)、純利益が288億円(同285億円)としている。

最終更新:10/5(木) 11:14
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