ここから本文です

渡辺麻友「卒業インタビュー」目指す道は女優です!

10/6(金) 16:00配信

SmartFLASH

 6月17日、2017年で9回めとなったAKB48選抜総選挙。荒天により屋外コンサートと開票イベントが中止になったり、NMB48・須藤凜々花が結婚宣言をするなど何かと話題を集めたが、この人の卒業発表を忘れてはならない。正統派アイドルとしてAKB48の人気を牽引し続けてきた渡辺麻友だ。

 彼女はどのようにして卒業という選択をするに至ったのだろうか。

渡辺「卒業って徐々に心が向かっていくものなんです。2、3年前に、そろそろかなと思うようになり、今年春に決意しました。だんだんと蓄積されていって、この春、満タンになった……。そんな感じです」

 卒業を決断するまでには、迷ったという。何に対する迷いだったのか。

渡辺「13歳からAKB48にいました。自分が人間として成長するためにはここを出なければいけないんじゃないかなと思いました。でも、10年間続けてきたものを簡単にやめる決断はなかなかできるものではありませんでした。大きな決断でした。

 3年前、総選挙で1位になることができましたが、それ以降、AKB48で “それ以上” にはなれないなと感じていました。次の道に進んだほうが自分のためになるのかなって」

 卒業発表は、彼女が2位で呼ばれたスピーチの最中におこなわれ、会場は水を打ったように静まり返った。

渡辺「メンバーで相談していたのはゆきりん(柏木由紀)。あとは秋元(康)先生と事務所のマネージャーさんだけでした。情報が事前に漏れたくなかったので……。いざ発表するときは、声が震えました。今までに味わったことのない緊張感でした」

 すべて終わると、後輩たちが駆け寄ってきた。ふだんは連絡を取らないメンバーからのメッセージも。

渡辺「スピーチしたときはあまり実感が湧きませんでしたが、そういうことで卒業の実感が湧いてきました。スピーチでも頼もしいことを話す後輩が増えてきましたから、これからも頑張ってほしい気持ちでいっぱいです」

 10年以上、AKB48の最前線を走ってきたアイドルは、何を大事にしながら活動してきたのだろう。

渡辺「真面目! アイドル・まゆゆは真面目にやってきたと思います。性格上、それしかできないんです。アイドルとして何が正解かなんて考えても答えは出ないんですけど、私はアイドルとしての道を外れることはできませんでした。後輩メンバーも、まわりに流されることなく、自分をしっかり持ち続けてほしいな。自分を守るものは自分しかいません」

 中学1年生でAKB48に合格し、翌年デビュー。以来、一般的な中学生の学校生活はできなくなった。

渡辺「学校とは違う青春がAKB48にはありました。グループとしていい時代を過ごせたし、みんなで力を合わせて前に進んでいくということが、私にとっての青春でした。だから、総選挙で1位になれたことももちろん嬉しかったですが、青春とはまた別の話なんです。とても忙しかったけど、楽しい日々でした」

 卒業後の進路に不安を抱えてはいるが、目指す道ははっきりしている。

渡辺「女優です。お芝居が大好きなんです。最近は舞台をかなり観に行っています。東京でやっている舞台はほとんどっていうくらい。ファンとして観に行っている部分もありますが、勉強のためでもあります。この演技はどういうアプローチで演じているのかとか、この照明すごいなとか。観るのと演じるのは違うことだと思いますけど、一度は経験してみたいです。映像作品より生の舞台が好きです。もちろんドラマや映画も観ています。連続ドラマは全部録画しています」

 10月31日には、さいたまスーパーアリーナでの卒業コンサートが控えている。そして、年内には制服衣装を脱いで、旅立つことになる。

渡辺「箱を押さえるのが大変だったようですが、地元・埼玉でコンサートを開くことができてなによりです。最後までアイドルをまっとうするつもりです。アイドルではない形で読者の皆さんにお目にかかれる日を楽しみにしています。その日までごきげんよう!」

わたなべまゆ
23歳 1994年3月26日生まれ 埼玉県出身 2006年、AKB48の3期生オーディションに合格。4thシングル『BINGO!』で初選抜。2009年、第1回選抜総選挙では4位に入り、以来、「神7」の一人としてグループの顔に。年内の卒業を発表している

写真 佐藤裕之
スタイリスト・牧野香子
ヘアメイク・平林輝之
(週刊FLASH 2017年9月19日号)

最終更新:10/6(金) 16:00
SmartFLASH