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ハリルJ、W杯予選敗退のハイチに苦戦 逆転許すも…終盤に香川が劇的同点弾でドロー

2017/10/10(火) 21:29配信

Football ZONE web

長友のクロスから倉田が先制弾、杉本が代表初ゴールで2点リードするも…

 ロシア・ワールドカップ本大会へ向けての日本代表サバイバルとなった10日の国際親善試合ハイチ戦は、前半にMF倉田秋(ガンバ大阪)のゴールなどで2点を先制しながら、そこから3点を奪われて一度は逆転を許した。しかし、試合終了間際にMF香川真司(ドルトムント)が意地の同点ゴールで3-3の引き分けに持ち込んだ。

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 前半7分、敵陣でボールを奪った日本は左サイドに素早く展開。ゴールライン際まで切り込んだDF長友佑都(インテル)のクロスを倉田が頭で合わせて先制ゴール。倉田は6日のニュージーランド戦に続く2戦連続ゴールとなった。

 同17分には敵陣に入ってのワンタッチパスの連続でスピードアップした日本が、FW杉本健勇(セレッソ大阪)のラストパスに抜け出した倉田にGKと1対1となるビッグチャンスが到来。倉田のシュートは飛び出してきたGKにセーブされたが、こぼれ球を杉本が押し込んで追加点を決め、杉本は代表3キャップ目での初スタメン初ゴールを記録した。

 しかし日本は同28分、ハイチの自陣ゴール前からの縦パスを受けたFWナゾンへの縦パスにDF昌子源(鹿島アントラーズ)が寄せ切れず、トラップ際を狙ったMF遠藤航(浦和レッズ)もかわされて右サイドへの長いドリブルを許した。ナゾンは右45度付近からゴール前へスルーパスを出すと、戻った昌子とDF酒井高徳(ハンブルガー)の間でMFラフランスに受けられ、GK東口順昭(G大阪)との1対1を決められて失点。2-1とリードは1点に縮まりハーフタイムを迎えた。

 日本のバヒド・ハリルホジッチ監督は後半から初選出のDF車屋紳太郎(川崎)を長友に代えて投入し、これが代表デビューとなった。また、FW浅野拓磨(シュツットガルト)に代えてFW原口元気(ヘルタ)をそのまま右ウイングの位置に投入。長友がつけていたキャプテンマークは、後半からDF槙野智章(浦和)がつけた。

後半の悔やまれるワンプレーから日本失点

 後半に入り、日本は一瞬のスキから同点ゴールを許した。同8分、相手右サイドの低い位置で車屋がファウルして与えたFKの間に、MF小林祐希(ヘーレンフェーン)が腰を痛めてプレーがストップ。小林が起き上がったところでハイチは素早くFKを縦につなぎ、走り込んだDFアルキュスがグラウンダーで中央に入れたボールをFWナゾンに蹴り込まれて2-2の同点とされた。直後に小林に代えてMF井手口陽介(ガンバ大阪)が投入されたが、悔やまれるワンプレーとなった。

 ハリル監督は同14分、先制ゴールの倉田に代えてMF香川を投入し、続く同19分には杉本に代えてFW大迫勇也(ケルン)をピッチへ。このゲームの勝利にこだわる姿勢を見せた。

 なかなかハイチのゴール前に切り込んでいけない日本は逆に同33分、左45度付近でボールを持ったFWナゾンに、ファーサイドに巻いて落とす芸術的なミドルシュートを決められて2-3と逆転されてしまう。同35分にはFWナゾンに昌子が抜き去られ、あわやハットトリックというシュートを許したが、GK東口順昭(G大阪)が意地のセーブを披露。ハリル監督は直後に最後の交代カードでFW乾貴士(エイバル)に代えてFW武藤嘉紀(マインツ)を送り込んだ。

 敗色濃厚となった試合終了間際、日本は原口から車屋へのパスで左サイドを切り崩すと、中央へのグラウンダーのボールがファーサイドまで流れたところに攻撃参加したDF酒井高徳が左足シュート。それを最初のクロスに飛び込んでゴール前に倒れていた香川が寝たまま足でコースを変えてゴールへ流し込み、土壇場で同点に追いついて3-3で引き分けた。

 日本は前半からオーバーペースで入った感があるにせよ、2点リードから1度は逆転を許す拙い試合運びとなった。しかし、最後に背番号10が意地を見せる形で何とか引き分けに持ち込んだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:2017/10/11(水) 0:53
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