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10月のドル円相場を左右する「海外ファンドの決算」と「衆議院選挙」

10/13(金) 20:00配信

マネーポストWEB

 投資にまつわる情報やニュースは世の中に溢れている。あまりにも膨大な情報が日々流れるので、多くの個人トレーダーはどれが本当に重要な情報で、それが相場に対してどのように影響を与えるのか、ということを把握しきれていないようにも見受けられる。そこで今回は、FX(外国為替証拠金取引)のカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、10月のドル円相場に影響を与える注目材料と見通しについて解説する。

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 インターネットやスマートフォンの普及に伴い、世の中に出回る情報量は爆発的に増えています。個人トレーダーであっても、簡単に情報が手に入る時代になりました。

 しかしその一方で、トレードをする上でどの情報、どの材料が本当に重要なのか、その判断が難しくなっているように思われます。そこで今回の記事では、10月の相場に影響を与え得ると私が考えている材料について解説いたします。

 早速ですが、私が10月に注目している材料の1つを紹介いたします。それは「海外ヘッジファンドの動き」です。

「海外ヘッジファンドの45日ルール」というものをご存じでしょうか?こちらは、“ヘッジファンドの顧客が解約を申し出る場合は決算日の45日前までに申し出なければいけない”というルールです。ヘッジファンドに資産を預けて運用を委託している顧客は、決算日の45日前を過ぎると解約できない、ということです。

 多くの海外ヘッジファンドは11月から12月にかけて中間決算を迎えますが、そのことを考慮して逆算すると、11月末に中間決算を迎える海外ヘッジファンドに資産を預け入れしていて、それを解約したいと思う顧客は、10月15日までにその旨を申し出なければいけない、ということになります。そろそろ解約申し出の期限を迎えるということです。

 そして、解約の申し出を受けた海外ヘッジファンドは顧客に資金を返さなければならないわけですが、その返金のためにポジションを決済する必要があります。ということで10月中旬あたりまでは海外ヘッジファンドの決済が入ってきて、それによって、例えば米ドル円相場などはモタモタした動きになることが想定されます。

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最終更新:10/13(金) 20:00
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