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日本は勝てるのか。W杯欧州予選1位通過の「伏兵国」はこんなに強い

10/16(月) 12:28配信

webスポルティーバ

 出場「13」枠を巡るワールドカップ欧州予選は第1ラウンドの全日程が終了し、各グループの首位となった9チームがロシア行きの切符を手にした。続く第2ラウンドでは、各グループ2位のなかの最下位となったスロバキアをのぞく計8チーム(スウェーデン、スイス、北アイルランド、アイルランド、デンマーク、イタリア、ギリシャ、クロアチア)によるプレーオフが11月9日~11月14日にホーム&アウェーで行なわれる予定だが、今回は見事に首位通過を果たした9チームの顔ぶれを確認しておきたい。

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 まず、順当に本大会出場を決めたのは、フランス、ポルトガル、ドイツ、イングランド、スペイン、ベルギーの強豪6ヵ国。いわゆる「ヨーロッパの第1グループ」とされる強者たちだが、なかでもドイツ、イングランド、スペイン、ベルギーの4ヵ国はいずれも無敗で首位通過。圧倒的な強さを見せた一方で、昨年のユーロ2016優勝国ポルトガルと準優勝国のフランスは予想外の苦戦を強いられ、ようやく最終節で本大会出場を決める格好となった。

 一方、首位通過を果たした残り3ヵ国のアイスランド、ポーランド、セルビアは、W杯優勝を狙うには厳しいものの、いずれも旋風を起こす可能性を十分に秘めたダークホース的存在。日本ではあまり馴染みのない国かもしれないが、対戦するとなると実にやっかいな注目のチームが揃った印象だ。

 とりわけ今回の予選突破で世界を驚かせたのが、近年急激な成長を遂げているアイスランドだ。アイスランドと言えば、昨年フランスで開催されたユーロ2016においても初出場でベスト8進出という快挙を成し遂げたことで世界の注目を浴びたばかりだが、その勢いは今回のW杯予選でも続き、クロアチア、ウクライナ、トルコといった強豪を押さえて見事にグループ首位通過。悲願のW杯初出場を手中にしたことで、ユーロでの躍進がフロックではなかったことを証明してみせた。

 チーム最大の特長は、選手全員の並外れたハードワークをベースとした組織的な守備と、シンプルな攻撃。速攻時は1本のロングパスでディフェンダーの背後を突き、遅攻時にはサイドからクロスを入れてゴール前で仕留めるかたちは実に効率的だ。しかもコーナーキックとロングスローからの得点パターンも豊富なので、自分たちのリズムではない時間帯においても得点できるという強みもある。

 今予選でタレント軍団クロアチアを上回るグループトップの16得点をマークしたことからもわかるように、アイスランドを単なる堅守速攻のチームとして見てしまうと、そこには落とし穴が待っている。基本システムが4-4-2から4-2-3-1に変化した点も含め、これがユーロ2016時からもっとも進化している部分だ。

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最終更新:10/16(月) 12:28
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