ここから本文です

【MLB】打者ダルビッシュ、歴史的“魂の押し出し”に絶賛の嵐「やってくれるぜ、ユウ」

10/18(水) 14:47配信

THE ANSWER

好投でPS2勝目も…打席で投手PS40年ぶり押し出し、揺さぶり&バット投げが米話題

 米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズは17日(日本時間18日)、ドジャースのダルビッシュ有投手が敵地カブス第3戦に先発。6回1/3を6安打7奪三振1失点の好投でポストシーズン2勝目を挙げた。圧巻の投球のみならず、打席でも魅了。6回に2死満塁から押し出し四球を選び、自身ポストシーズン初打点を記録した。再三、バントの構えを見せるなど、揺さぶって奪った“魂の押し出し”を現地メディアが動画付きで紹介するなど、全米で大きな話題を呼んでいる。

【動画】バント構えで揺さぶり&四球で歓喜のバット投げ…ブリーチャーリポートが紹介したダルビッシュの“魂の押し出し”の瞬間

 こんなダルビッシュ見たことない。

 3-1で迎えた6回2死満塁。千載一遇の追加点のチャンスで回ってきたダルビッシュの打席で、デーブ・ロバーツ監督は代打のカードを切らなかった。1失点好投を演じていた右腕とダグアウトで短く会話を交わすと、そのまま打席に送り込んだ。マウンドのエドワーズ・ジュニアにとっては抑えて当たり前の状況。これが力みを呼んだのか、右腕はコントロールを失った。

 バントの構えを見せてくる右打席に立つ背番号21に対し、投じた直球は3球連続で高めに浮き、ストライクゾーンを外れた。本拠地は不穏な空気が漂う。そして――。最後もバントの構えを咄嗟に引いて揺さぶったダルビッシュ。ど真ん中に構えていた捕手に対し、外角低めに投げ込んだが、球審の右腕は上がらず。なんと1球もストライクが入らず、痛恨の押し出し四球となった。

 執念で押し出しを勝ち取ったダルビッシュは右手でガッツポーズ。さらに雄たけびを上げると、歩き出した際にバットをグラウンドに叩きつけ、自身のポストシーズン初打点を記録。自らを助ける追加点に感情を高ぶらせた。

投手のPS押し出しは40年ぶり珍記録…ファン賛辞「信じられない」「エリートな打者だ」

 ESPNデータ部門のスタッツアンドインフォによると、ポストシーズンで投手が押し出しを選んだのは、1977年のナ・リーグ優勝シリーズ優勝決定戦でフィリーズのラリー・クリステンソン投手のドジャース戦以来、40年ぶりという“珍記録”となった。

 米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」公式ツイッターも記録とともに、4球目に俊敏な動きでバントの構えを見せて四球を選び、雄たけびを上げたシーンを動画付きで公開。ドジャース公式ツイッターもバットをぶん投げた動画とともに「やってくれるぜ、ユウ」と祝福し、コメント欄ではド軍ファンも大興奮している。

「アメージングだ」「四球なんて信じられない」「MVP」「ダルビッシュには圧倒されっぱなし」などとコメントが相次ぎ、他にもツイッター上では「打者ダルビッシュ」を称える声で溢れかえった。

「ユウ・ダルビッシュはエリートな打者だ」「ユウ・ダルビッシュはえげつないぞ」「ユウウウウウウウウウウウ、エグい!!!」と声が上がり、押し出し後のバット投げについても「プイグのホームランの後よりもド派手だ」「四球でのバットフリップは伝説的だ」「ユウ・ダルビッシュが四球で凄まじいジェスチャーを見せている」などと驚きを呼んでいた。

 ポストシーズン2勝目となった圧巻の投球のみならず、「9人目の打者」としてなりふり構わず1点を奪うために全力を尽くした“魂の押し出し”で、ダルビッシュはファンの心をがっちり掴んだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:10/18(水) 21:35
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。