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レスター暫定監督が岡崎慎司をベタ褒め!「シンジのなにが凄いのかを思い知らされた」

2017/10/22(日) 9:00配信

SOCCER DIGEST Web

「相手のナンバー6に対するケアが抜群なんだ」

 暫定監督にとっては、嵐のような1週間だったはずだ。
 
 クレイグ・シェイクスピア前監督の解任を受けて、レスター・シティの指揮を託されたマイケル・アップルトン。新政権発足までのテンポラリー契約で、「大きな変化は必要ない。選手に自信を取り戻させるのが僕の仕事だ」と語っていた41歳は、初采配となった土曜日のスウォンジー・シティ戦で2-1の快勝を収め、ようやくほっと一息ついた。

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 地元紙『Leicester Mercury』が試合後の暫定監督のコメントを紹介している。
 
「このクラブに携わるすべての者にとって、実に難しい1週間だった。僕はクレイグとずっと一緒にやってきたから……。いずれにせよ、素晴らしい勝利を飾ることができて良かった。とくに攻撃面で見るべき点が多い試合だったと思う」
 
 アップルトン暫定監督がそのハイパフォーマンスを称えたのは2選手だ。ひとりは、攻守両面で中盤を牛耳ったセントラルMFのビセンテ・イボーラで、「縦横無尽で、彼にとって今シーズンベストの出来だった」と評した。そしてもうひとりが、岡崎慎司だ。見事なサイドチェンジで先制点のオウンゴールにつなげ、49分には貴重なチーム2点目を決めた。

 アップルトンは目に見える結果だけではない、「シンジの真価」を褒めちぎる。
 
「今日のシンジは本当にグレイトだった。彼のなにが凄いのかをあらためて思い知らされたよ。正直言って、これまでも彼は先発を飾ればきっちり仕事をこなしてきた。シンジにしかできない役割をだ。ケレチ・イヘアナチョにできなくて、シンジにできること。それは、チームがポゼッションをしていない時の気の利いた動きだ」
 
 報道陣に質問されたわけではないが、アップルトンはさらに続けた。説明に熱が帯びる。
 
「シンジはチームのバランスを保ってくれるんだ。我々には、ナンバー10のように振る舞えるとびきりのタレント性を持ったアタッカーがいる。攻撃面での即効性はシンジよりあるかもしれない。だがシンジには、ほかの誰も持ち合わせていない特性があるんだ。常にバランスを考え、全体をコントールしながら動ける。とりわけ、相手のナンバー6(ボランチ)に対するケアが抜群なんだ。ノウハウを心得ている。今日の試合では、(レオン)ブリットンに対して素晴らしい仕事をしてくれたよ」
 
 レスターは大金を注ぎ込み、昨年夏にイスラム・スリマニを、今年夏にはイヘアナチョを獲得した。費用対効果を危惧するクラブ首脳部が、現場に対して彼らを極力起用するよう促していたという一部報道もある。
 
 これだけゴールを決め、誰が見ても代えの利かない中軸である岡崎。試合に出るたびに評価を高めても、すぐにレギュラーの座を追われ、ベンチメンバーに成り下がってしまうのはなぜか? 今後も誤ったチョイスを続ければ、レスターはふたたび降格圏に沈み込むだろう。

最終更新:2017/10/23(月) 5:56
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