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トランプを“NGワード”で批判 国務長官辞任騒動

10/22(日) 5:58配信

デイリー新潮

 トランプ政権のドタバタなどもはや珍しくもないが、それでもここ最近の大統領のティラーソン国務長官(65)に対する不満気な態度はあからさまだった。

「なにしろ、国務長官が必死で北朝鮮問題の打開を図っている最中に、『リトルロケットマンと交渉しようだなんて時間の無駄だ』などとツイッターで次々に非難したのです」(外信部記者)

 そして、その根がすでに7月下旬にはあったことを明らかにしたのが、米NBCの10月4日の報道だ。

「国防総省(ペンタゴン)で行われたアフガン問題に関する安全保障チームとの会議で、国務長官が大統領のことを公然と“moron(モロン)”と呼び、辞任も覚悟していたと報じたのです。日本ではこの言葉が“まぬけ”と訳されていますが、本当はもっとずっと激しい表現です」(同)

 普通に使うバカやアホに相当するのは“fool(フール)”。これに対してモロンは知的障害のニュアンスのある差別的とも言える言葉。あえて訳せば“低能”“脳足りん”だろうか。

「もちろん公けの場で使っていい言葉ではない。アフガンへの兵力増派やイランとの核交渉の問題で、大統領の非現実的な発言が相当頭にきていたのでしょう」

 と話すのは国際ジャーナリストの春名幹男氏。

「その時はペンス副大統領が慰留。今回のNBCの報道前後はケリー首席補佐官が調整に奔走して協調を演出していますが、もう更迭は時間の問題。そもそもティラーソン氏の起用は、あのキッシンジャー元国務長官や共和党主流派の推薦によるもので、大統領個人との関係は薄いのです」

 外交が停滞する今こそ“切りどき”と、鬱憤を晴らそうとする大統領。またしても自らを省みることはなさそうなのだ。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

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最終更新:10/22(日) 5:58
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