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女の嘘はメールでバレる──これを知っていれば 研究結果

10/23(月) 18:14配信

ニューズウィーク日本版

意外かもしれないが、男よりも女のほうが嘘がバレやすい

『あなたの旦那さんが嘘をついたかどうか分かりますか?』──『唇を動かしただけで分かるわ』

25年近い会社員生活を捨てた男が選んだ道

こんなジョークがあるほど、男の嘘がバレやすいというのはよく知られている。しかし身体的な動作が抜けたテキストメッセージになると話は一転変わってくるそうだ。米コーネル大学の興味深い研究結果を英タイムズが伝えた。

研究チームは、嘘を含んだテキストメッセージでの会話を分析し、嘘つきが使う単語や法則が見えてくるものだと予測した。

嘘つきが使うのは曖昧な単語

最終的に研究チームが分析した会話のサンプルは1703件。男女共通で言えるのは、嘘が含まれたテキストは嘘が含まれていない正直なものよりも長い傾向にあるということだ。また、正直なメッセージが平均7.4ワード(英単語数)で構成されていたのに対し、嘘をついたメッセージは8.2ワード。メッセージ内容については、嘘をついたメッセージの送り主は自分や周囲の人について話すことに消極的だった。

そんな嘘つきたちが頻繁に使うのが「some」、「sure」、「try」といった曖昧なフレーズや修飾語。嘘つきメッセージには、正直なメッセージの倍近くもこれらの言葉が使用されていた。嘘が含まれた文章が長くなるのは、複数の言語学者も主張している。

男の嘘は「おそらく」で、女の嘘は「私」

会話サンプルを性別で細分化すると、男女の相違点が浮かび上がった。まず男性はテキストメッセージで嘘をつくとき「全体的に簡潔な単語を使用」する。なぜなら「男性は女性ほど嘘をつくための語彙を持っていない」から。そのため嘘かどうか判断するのは難しいが「probably」(おそらく)と「sure」(確かに、きっと)どちらかの言葉が使われていたときには嘘だと強く疑ってもいい。

一方で女性は男性よりも分かりやすい。女性の嘘つきメッセージは平均9.2ワードの長さで、正直メッセージは8ワード。意中の女性から普段よりも長めのメッセージが来たなら、疑いの余地はあるのかもしれない。

さらに特徴的なのは、女性のメッセージには一人称代名詞が多く含まれることだと研究チームのメンバーは指摘する。そう、彼女たちが好んで使うのは「I」、「I'm」。現在の自分の話を強調することで、自分のメッセージに含んだ嘘から遠ざかろうという意思を示唆しているという。

嘘をついたかどうか気になってしまう相手というのは、自分にとって思い入れがある相手であることは想像に難くない。現実を見るか、否か――。今回紹介したのはあくまで研究結果のひとつということを念頭に、思い当たる節がある人はトーク履歴を確認してみてもいいかもしれない。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

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