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惨敗の小池百合子、選挙終盤で漏らしていた“理解できないことばかり”

11/1(水) 8:00配信

デイリー新潮

 この度の総選挙で、小池都知事率いる「希望の党」は235人を立て、「政権奪取」を目標に掲げた。が、結果、獲得したのは50議席。排除したはずの立憲民主党の後塵を拝し、野党第一党の座すら手に入れそこねた。「お膝元」の東京都でも、25選挙区中、選挙区で勝ったのは1人のみ。まさに「惨敗」としか言いようのない負けっぷりだったのである。

「数字で見る以上にこの敗北は、小池さんにとってショックが大きいでしょう」

 と言うのは、全国紙の政治部デスクである。

「政界に出て以来、役職に恵まれてきた彼女ですが、5年前の総裁選で潮目が変わった。石破茂・元地方創生相を支援したことから、当選した安倍総理に疎まれ、『安倍一強』下で閑職に追いやられた。この状況を打開すべく、打って出たのが昨年の都知事選でした

 その賭けは見事成功した。

「今度は、その安倍総理を倒すべく、『希望の党』を作り、代表に就いて衆院選に打って出たまでは良かった。しかし、『排除』発言で野党を分散させ、自らも非難の的になって失速。森友・加計問題などで窮地に陥っていた安倍総理を救った。これで安倍さんは来年の総裁選での三選も見えてきました。『安倍一強』を倒すための行動が、逆にそれを一層強化するという、何とも皮肉な結果に終わってしまったのです」

 その小池氏は、敗戦後、出張中のパリで各社のインタビューに答えて、

「私の言動で不快な思いを抱かせたことは申し訳ない」

 などと述べた。

■涙声で愚痴も

 しかし、選挙の終盤、周囲にはこうこぼしていたという。

「もう理解できないことばかり……。とにかく投票日にどうなるのか、よ」

 小池氏と近しい政界関係者によれば、

「選挙前は、とにかくハイテンションで、“睡眠不足だわ”“でも集中して寝ているから大丈夫”などと。でも、だんだん周りが自分を利用しているとわかり、劣勢が明らかになってくると、悔しくてたまらない、という感じで涙声で愚痴ることもあった。ケンカ上手と言われて、過信したところもあったのかもしれません」

 結局、最後の方は何をやっても裏目。先の発言も、自らが状況をまったくコントロールできない有様に、つい口を突いてしまった“本音”だったのではなかろうか。

「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載

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最終更新:11/2(木) 13:06
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